ゴールデンレトリバーの餌・ドッグフード4選|被毛・皮膚・耳の健康を守る選び方

愛犬ごはんノート編集部
愛犬ごはんノート編集部

美しい毛並みと健康を守るゴールデンレトリバー専用おすすめドッグフード

ゴールデンレトリバーは、その優雅なロングコートと穏やかな性格で、多くの家庭に愛される大型犬です。ふわふわの被毛は美しい反面、毛玉や皮膚トラブル、外耳炎などの悩みもつきもの。さらに、がんや心臓病のリスクにも配慮が必要です。


本記事では、ゴールデン特有の体質に合わせたドッグフード選びのポイントと、美しい被毛・健康を守るケア方法を詳しく解説します。



ゴールデンレトリバーの特徴と餌選びの重要性

ゴールデンは穏やかな性格と美しい被毛を持つ一方で、皮膚トラブルや耳の病気に注意が必要です。体質を理解し、合う餌・ドッグフードを選ぶことが健康維持につながります。


美しい被毛と皮膚を守る栄養素


ゴールデンの被毛や皮膚を健康に保つには、オメガ3脂肪酸やビオチン、亜鉛などの栄養素が欠かせません。これらは毛並みの艶や皮膚バリア機能を高め、乾燥やフケの予防に役立ちます。


さらに抗酸化成分のビタミンEやポリフェノールは、細胞の老化を抑え免疫力維持にもつながります。


垂れ耳や大型犬特有のリスクに合った餌選び


ゴールデンは垂れ耳のため外耳炎にかかりやすく、通気性が悪い環境では炎症を起こしやすい傾向があります。また大型犬ゆえに関節や心臓への負担も少なくありません。


グルコサミンやコンドロイチンを含むフードは関節を守り、タウリンやL-カルニチンは心臓機能を支えるため、日常的に取り入れると安心です。

ゴールデンに多い健康リスクと必要栄養

ゴールデンレトリバーは穏やかな性格と美しい被毛で人気の高い犬種ですが、特有の体質から注意が必要な病気やトラブルがいくつかあります。皮膚や耳の健康、大型犬ならではの関節や心臓のケアは、健康寿命を延ばすための重要なポイントです。


代表的な健康リスクと、それらを予防・改善するために役立つ栄養素をまとめました。


健康リスク


ゴールデンレトリバーは温厚で飼いやすい反面、特有の体質からいくつかの健康リスクを抱えています。


皮膚疾患(アトピー・ホットスポット)

長毛と皮脂分泌の多さが原因で、湿疹やかゆみが出やすくなります。


外耳炎

垂れ耳による通気性の悪さから、耳の中が蒸れやすく細菌・カビが繁殖しやすい環境になります。


心臓病(拡張型心筋症など)

遺伝や栄養バランスの偏りでリスクが高まります。


がん(リンパ腫・血管肉腫)

大型犬の中でも発症率が比較的高いとされます。


関節疾患(股関節形成不全など)

大型犬全般に多く見られるが、特に成長期の栄養管理不足で悪化しやすい傾向があります。


腎不全

腎臓の働きが徐々に低下していく病気で、特にシニア期のゴールデンレトリバーに多いとされます。初期は症状に気づきにくいですが、進行すると食欲不振や多飲多尿、体重減少などが現れます。早期発見と適切なケアが、愛犬のQOLや長生きにつながります。


👉 犬の腎不全の症状・余命・対処法



必要栄養


これらのリスクに備えるためには、以下の栄養素を意識的に摂取させることが重要です。


オメガ3脂肪酸(EPA・DHA):皮膚の炎症を抑え、被毛を美しく保つ


ビオチン・亜鉛:皮膚のバリア機能と毛艶をサポート


抗酸化成分(ビタミンE、ポリフェノール):免疫力の維持、がんや心臓病予防に役立つ


・グルコサミン・コンドロイチン:関節の健康を維持


高品質たんぱく質:筋肉維持と全身の代謝をサポート


ゴールデン専用の食事設計では、これらの栄養素がバランスよく含まれたフードを選ぶことが、長期的な健康維持につながります。

ゴールデンレトリバーにおすすめのドッグフード

ゴールデンレトリバーの長毛や皮膚、耳の健康を考えるなら、被毛のツヤを維持する脂肪酸や皮膚のバリア機能を守る栄養素、外耳炎予防に役立つ成分がバランスよく配合されたフードを選ぶことが大切です。


ここでは、その条件を満たすおすすめ商品を4つ紹介します。楽天やAmazonで購入できるものは、公式ショップとは別に最安値のショップをご案内しています。


\ゴールデンレトリバーに最適/ネルソンズ
ネルソンズイメージ1
総合評価
/5点満点中
  • 関節の健康
  • 高たんぱく質
  • 肥満予防
  • アレルギー
ネルソンズの特徴

・グレインフリー(穀物不使用)でアレルギー予防に配慮

・サーモンオイル配合でオメガ3脂肪酸が豊富

・高たんぱく・中脂肪設計で筋肉維持と体重管理をサポート


「大型犬は食べる量が多いから食事のコストが高い・・でも安価なフードだと原材料などの品質が不安・・・」という飼い主さん向けの中型・大型犬用ドッグフード。

グルコサミン・コンドロイチン・オメガ3脂肪酸配合の低カロリーでゴールデンレトリバーの健康をサポートします

単一たんぱく質、グルテンフリーでアレルギーを起こしにくいレシピになっています。

カナガンイメージ1
総合評価
/5点満点中
  • 関節の健康
  • 高たんぱく質
  • 肥満予防
  • アレルギー
カナガンの特徴

・放し飼いチキンを主原料とした高品質たんぱく質

・グレインフリーで小麦・トウモロコシ不使用

・ハーブ配合で抗酸化作用を強化


関節の健康をサポートするグルコサミン・コンドロイチン配合のドッグフード。高たんぱく低炭水化物でしっかりとした筋肉を形成し維持します。穀物不使用のグレインフリー

アーテミス アガリクス I/Sイメージ1
総合評価
/5点満点中
  • 関節の健康
  • 高たんぱく質
  • 肥満予防
  • アレルギー
アーテミス アガリクス I/Sの特徴

・アガリクス茸による免疫力サポート

・オメガ3・オメガ6脂肪酸バランスが良く、被毛と皮膚を健康に維持

・グルコサミン・コンドロイチン配合で関節ケアにも対応


栄養価の高いアガリクス茸配合で犬が本来持っている免疫力・自己治癒力を高める効果が期待できます。グルコサミン、コンドロイチン、サーモンオイル配合


オリジンオリジナルイメージ1
総合評価
/5点満点中
  • 関節の健康
  • 高たんぱく質
  • 肥満予防
  • アレルギー

新鮮肉原料を70%以上使用した高たんぱく設計

・魚由来のオメガ3脂肪酸が豊富

・人工添加物・保存料不使用


アクティブな成犬ゴールデンの筋肉維持と毛艶ケアに強い。高品質なたんぱく質と脂肪酸で被毛の輝きを引き出します。




もし、ドッグフードにグルコサミンやコンドロイチンが配合されていない場合は、サプリメントで摂取することもできます。

グリコフレックス3

毎日散歩

毎日散歩

筋肉成分と軟骨成分の独自配合による愛犬のキビキビとした走りをサポートする犬用サプリメント。愛犬の健康な関節・軟骨の維持 、適度な運動、肥満防止をサポートします。

被毛ケア・ブラッシングとシャンプー法

ゴールデンレトリバーの魅力である長く柔らかな被毛は、美しさを保つためにこまめな手入れが欠かせません。毛玉や皮膚トラブルを防ぎ、艶やかな毛並みを維持するためには、ブラッシングとシャンプーを正しく行うことが大切です。


ブラッシングのポイント


頻度:できれば毎日、最低でも週3回は実施


道具:毛玉防止にはスリッカーブラシ、仕上げにはピンブラシやコームを使用


方法:毛先からやさしくほぐし、徐々に根元へ向かう


注意点:換毛期は抜け毛が増えるため、通常より念入りにケア


シャンプーのポイント


頻度:月1回程度が目安(頻繁すぎると皮脂を落としすぎる)


シャンプー選び:低刺激で保湿成分入りの犬用製品を選ぶ


乾かし方:タオルドライ後、ドライヤーで根元からしっかり乾かす


注意点:湿った状態を放置すると皮膚炎や臭いの原因になる


ブラッシングとシャンプーを適切に組み合わせることで、ゴールデンらしいふわふわの毛並みと健康な皮膚環境を保つことができます。

耳トラブル予防ケア

ゴールデンレトリバーは垂れ耳で通気性が悪く、耳の中が蒸れやすいため外耳炎などのトラブルが起こりやすい犬種です。日常的なケアを取り入れることで、耳の健康を守ることができます。


耳掃除のポイント


頻度:2週間に1回程度、耳の状態によって調整


道具:犬用の低刺激イヤークリーナーとコットンまたはガーゼ


方法:耳の中にクリーナーを入れ、耳根をやさしくマッサージして汚れを浮かせ、コットンで拭き取る


注意点:綿棒は耳奥を傷つける恐れがあるため使用しない


耳の状態チェック


におい:酸っぱい・腐敗臭がする場合は炎症の可能性


:耳の中が赤い、または黒っぽい汚れがある場合は要注意


行動:耳をかゆがる、頭を振るなどの仕草が続く場合は獣医へ相談


予防のための工夫


シャンプーや水遊びの後は、タオルとドライヤーで耳の奥までしっかり乾かし、湿気を残さないようにします。耳の中の毛は定期的にカットして通気性を高め、蒸れや細菌の繁殖を防ぎます。


さらに、アレルギーや皮膚炎のある犬は、食事や生活環境を見直すことで耳の健康維持が期待できます

ゴールデンに関するよくある質問


(タップで回答)
ゴールデンレトリバーの抜け毛はどれくらいありますか?

一年を通して抜け毛があり、特に春と秋の換毛期は大量に抜けます。毎日のブラッシングと週1回以上のコーム通しで毛玉や皮膚トラブルを防げます。



(タップで回答)
夏の暑さ対策はどうすればいいですか?

長毛で熱がこもりやすいため、日中の散歩は避け、早朝や夕方に行います。室内はエアコンや扇風機で温度管理し、冷却マットや水分補給もこまめに行います。



(タップで回答)
耳のトラブルを防ぐためのコツはありますか?

垂れ耳は通気性が悪く蒸れやすいため、耳の奥までしっかり乾かし、耳毛を定期的にカットして通気性を高めます。耳掃除は低刺激のイヤークリーナーを使い、2週間に1回を目安に行います。



(タップで回答)
子犬と成犬ではドッグフードの選び方は違いますか?

子犬期は高たんぱく・高カロリーで成長を支えるフードを選び、成犬期は関節や被毛ケアを重視したバランス配合に切り替えます。大型犬用の栄養設計がされている製品を選ぶと安心です。



(タップで回答)
美しい毛並みを保つために食事以外でできることは?

定期的なブラッシングと月1回程度のシャンプーに加え、十分な運動とストレスの少ない生活環境が大切です。保湿効果のある被毛用スプレーを併用すると、艶やかさを長く保てます。



(タップで回答)
ゴールデンレトリバーに合う餌の量は?

成犬のゴールデンは体重30kg前後が目安で、1日に約350~450gほどのフード量が適量とされます。ただし運動量や体質により変わるため、パッケージの給与量を参考にしつつ体型の変化を見ながら調整することが大切です。



(タップで回答)
アレルギーに配慮したフードの選び方は?

ゴールデンは小麦や牛肉などでアレルギーを起こしやすい傾向があります。穀物不使用や特定のたんぱく源を使用したフード、魚主体や低アレルゲン設計の製品がおすすめです。皮膚や被毛の状態を見ながら少量ずつ切り替えていくのが安心です。

ゴールデンの健康と美しい毛並みを守るために

ゴールデンレトリバーは、美しいロングコートと穏やかな性格が魅力的な大型犬です。その一方で、毛玉や皮膚トラブル、外耳炎など長毛犬種特有の健康リスクを抱えています。


日々のブラッシングやシャンプー、耳のケアに加え、毛並み・皮膚・耳の健康をサポートする栄養がバランスよく含まれたフード選びが欠かせません。


今回紹介した5つのドッグフードは、被毛のツヤを維持し、皮膚のバリア機能を高め、耳トラブルの予防にも役立つ配合がそろっています。


愛犬の健康と美しさを長く保つために、食事と日常ケアを組み合わせ、ゴールデンらしい輝きをいつまでも守ってあげましょう。


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