犬の毛並みをよくしたい!美しく保ちたい!そのためには食事も大切なポイントだということをご存知ですか?
もちろん美しい毛並みのためには、日ごろからのお手入れ、ブラッシングやシャンプーも大事なのですがもともとの体を食事から整えることも忘れてはいけません。
ここでは、毛並みよくなるケアの原因から改善のための具体的な方法、さらに栄養面でのサポートについて解説します。
犬の毛並みが良くなる理由には、いくつかの原因が考えられます。
犬種や毛質に合わないブラッシング方法、シャンプーのし過ぎ、または体質に合っていないシャンプーの使用は、皮膚の乾燥や毛の傷みにつながります。
犬の毛は、食事から摂取する栄養素によって健康が保たれています。不足しがちな栄養素として、必須脂肪酸(オメガ3やオメガ6脂肪酸)、ビタミンE、タンパク質などがあります。栄養不足は、抜け毛増加の原因にもなります。
皮膚炎やアレルギー、寄生虫(ノミやダニ)などは、毛の健康に悪影響を与えます。これらのトラブルは、毛がボサボサになったり、抜け落ちたりする原因となります。
皮膚が荒れていたり、愛犬がかゆそうにしていたりなど普段と違う様子を撮るようになった場合には、一度動物病院んで診てもらうことをおすすめします。
ストレス、運動不足、睡眠不足、または内臓の疾患も毛並みの異常につながることがあります。特に腎臓病やホルモン異常がある場合は注意が必要です。
ブラッシングをしているのに毛並みが良くならないときに考えられる一番の理由として、「栄養不足」があげられます。具体的にはドッグフードが低たんぱく質だったり、植物性のたんぱく質だったりということが多いです。
実はドッグフードの主原料はとうもろこし、大豆、小麦であることが珍しくありません。
また、ドッグフードは人間の食事のようにきちんとした安全基準や規定が決められているわけではないので、動物性のもで作られていても、値段の安い大量生産品は材料が粗悪であったり、食いつきや持ちをよくするために添加物が使われていたりもします。
犬は雑食なのでそれでも必要な栄養素が取れれば問題は無いのですが理想は良質で高たんぱくな動物性の原材料を与えることです。
動物性たんぱく質は犬の筋肉、骨格、血液を構成するのにとても重要です。もちろん皮膚や毛並みもそうです。被毛の成長はたんぱく質を費やします。
毎日の食事に十分なたんぱく質がないと毛並みがぱさぱさでつやが無くなったり、フケの原因になったりします。
ですので、まずは美しい毛並みのためには良性の動物性高たんぱく質、そして植物性たんぱく質や炭水化物を抑えるドッグフードを選ぶようにしましょう。
さらにワンランク上の毛並みを目指したいという人には、魚油配合のドッグフードがおすすめです。成分としては亜麻仁やサーモンオイルなどでこれらは犬が体内で生成することができないので食事で補うことが必要な栄養素です。
魚油を十分に摂取することにより、トラブルの改善になるだけでなく、健康な被毛が育ち、毛並みが美しくなるといわれています。、ぜひ、積極的に取り入れてみましょう。
最後に人間の髪の毛と一緒で健康的な毛並みは精神状態、つまりストレスにも大きくかかわってきます。毎日のお手入れを通して愛犬とスキンシップを取り、ストレスの無い状態に気をつけてあげることもお忘れなく!