
愛犬の毛並みがパサつく、ツヤが落ちてきたなど、被毛の変化があると心配になりますよね。毛並みの状態は、毎日の主食であるドッグフードの影響を大きく受けるポイントです。
美しい毛並みを目指すには、良質な動物性たんぱく質やオメガ脂肪酸を含むフードを選び、内側から栄養を満たしてあげることが近道になります。
この記事では、毛並みが乱れる原因や必要な栄養素、おすすめのドッグフード3選にくわえて、食事とあわせて行いたい日々のケア方法をわかりやすく解説します。
トッピングや手作りご飯で毛並みをケアしたい方は、別記事「犬の毛並みを良くする食べ物とは?栄養と食事のポイント」を参考にしてください。

愛犬の毛並みがパサついたりツヤがなくなったりするのには、いくつかの理由があります。まずは何が影響しているのかを知り、適切な対策を立てることが大切です。
犬の被毛は、食事から摂取する栄養素を材料として作られています。そのため、必要なたんぱく質や脂質が不足すると、毛が細くなったりパサついたりする原因となります。
特に、質の低いドッグフードを長期間与えている場合、栄養バランスが崩れやすくなります。愛犬の被毛の健康を保つためには、毎日の食事で十分な栄養を補うことが不可欠です。
年齢を重ねてシニア期に入ると、若い頃と同じ食事をしていても消化吸収の能力が低下し、栄養が被毛まで行き渡りにくくなります。また、もともとの体質や季節の変わり目による乾燥なども、毛並みの乱れにつながる要因です。
年齢や体調の変化に合わせて、消化が良く被毛の健康をサポートする食事へと見直すことが、美しい毛並みを維持するポイントとなります。
毛並みを良くしたいと思って一生懸命ブラッシングしているのに、なかなか効果が出ない……。そんなときは、体の内側=毎日の主食(ドッグフード)の見直しが必要かもしれません。ここでは、毛並みのためにドッグフードで意識したいポイントを、栄養と心の面からわかりやすくご紹介します。
毛並みが悪くなる大きな原因のひとつに、栄養不足があります。特に、フードに含まれるたんぱく質の「質」と「量」は重要です。
安価なフードには、とうもろこし・大豆・小麦などの植物性たんぱく質が中心に使われていることが多く、犬にとって必要な動物性たんぱく質が不足してしまうことがあります。
また、ドッグフードの中には添加物や粗悪な動物性原料を使っているものもあり、これが被毛や皮膚のトラブルのもとになることもあります。見た目は元気でも、体の中では栄養が足りていない……そんなケースは意外と多いのです。
特に豊かな被毛が特徴のゴールデンレトリバーは、毛艶の維持に栄養バランスが欠かせません。皮膚と被毛の両方をケアできるフード選びが大切です。
➡ ゴールデンレトリバーにぴったりの毛並みケア対応フードを見る
被毛が特徴的で皮膚がデリケートなミニチュアシュナウザーには、体質に寄り添ったフード選びが大切です。
➡ ミニチュアシュナウザー用ドッグフード5選|元気な毎日と毛並みを支える食事
犬の体はたんぱく質でできているといっても過言ではありません。筋肉・骨・血液はもちろん、皮膚や毛もたんぱく質から作られています。とくに毛の成長には多くのたんぱく質が使われるため、毎日のフードでしっかり補うことが大切です。
たんぱく質が足りていないと、毛がパサパサになったり、ツヤがなくなったり、フケが出たりすることがあります。高品質な動物性たんぱく質がしっかり含まれているフードを選ぶことが、毛並み改善の第一歩です。
たんぱく質に加えて、オメガ3・オメガ6脂肪酸(魚油・サーモンオイル・亜麻仁など)も毛並みに大きく関わっています。これらは犬が体内で作り出せない栄養素のため、食事から摂る必要があります。
オメガ脂肪酸には皮膚のバリア機能を整えたり、毛にツヤを与えたりする働きがあり、乾燥を防いで皮膚の健康と潤いを保つサポートをします。毛並みをもっと美しくしたい人は、こうした成分が配合されたフードをぜひ選んでみてください。
オメガ3・オメガ6脂肪酸の皮膚・被毛への作用は、人間を対象とした日本脂質栄養学会の評価でも健康維持に重要とされています。本記事では犬にも同様に必要な栄養素として紹介しています。
食事内容を整えても毛並みの改善がゆっくりなとき、サプリメントは有効なサポート手段になります。オメガ脂肪酸、ビオチン、亜鉛など被毛や皮膚の健康に役立つ成分を含むものを選びましょう。
与える前に獣医師へ相談し、用量や相性を確認しておくと安心です。サプリはあくまで補助的に使い、バランスの良い食事と一緒に取り入れることがポイントです。
毛並みの美しさは、外からのお手入れだけでなく、毎日の食事が大きく関わっています。
ここでは、皮膚や被毛の健康をサポートしてくれる成分がしっかり含まれた、毛並みケアにおすすめのドッグフードを厳選してご紹介します。愛犬のツヤやかで健康的な被毛を育てたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

特徴: 高品質なチキンとサーモンを主原料とし、オメガ3・6脂肪酸を豊富に含む。
効果: 皮膚や被毛の健康をサポートし、毛並みの改善が期待できます。

特徴: 牛肉・豚肉・ラムなど多種の赤身肉を85%使用し、豊富な動物性たんぱく質とオメガ脂肪酸を含む。
効果: 筋肉と皮膚・被毛の健康を支え、ツヤとハリのある毛並みを維持するのに役立ちます。

特徴: アレルゲンになりにくいダックを主原料とし、オメガ脂肪酸や抗酸化成分を配合。
効果: 乾燥肌や被毛のパサつきを改善し、健康的な毛並みをサポートします。
トイプードルは被毛がパサパサになりやすく、日々の丁寧なケアと食事による栄養補給が欠かせない犬種です。体質に合った食事で美しい毛艶を維持したい方は、以下の記事も参考にしてください。
愛犬の美しい毛並みを保つためには、食事による内側からのアプローチに加えて、外側からの適切なケアも欠かせません。毎日の生活に取り入れたいお手入れの基本を解説します。
毎日のブラッシングは、表面の汚れや抜け毛を落とすだけでなく、皮膚へのマッサージ効果も兼ね備えています。
ブラシで適度な刺激を与えて血行が促進されると、ドッグフードから取り入れた栄養素が毛根の隅々までスムーズに運ばれるため、健康的な毛並みを育てるための強力なサポートになります。
この効果を最大限に引き出すためには、道具選びと力加減が重要です。長毛種にはスリッカーブラシ、短毛種には獣毛ブラシなど、愛犬の被毛タイプに適したアイテムを選び、皮膚をこすらず優しくとかすことを意識します。
食事のケアと毎日のスキンシップを掛け合わせて、ツヤのある美しい被毛を目指しましょう。
皮膚を清潔に保つためのシャンプーも、毛並みケアの重要な要素です。ただし、頻繁に洗いすぎると皮膚に必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥やパサつきの原因になることがあります。
一般的な目安として月に1〜2回程度のシャンプーにとどめ、低刺激で愛犬の肌にやさしい犬用シャンプーを使用することをおすすめします。すすぎ残しがないよう丁寧に洗うのがポイントです。
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ドッグフードで本当に毛並みが良くなるんですか?
毛並みは食事の内容に大きく左右されます。特に、オメガ3脂肪酸や動物性たんぱく質が不足していると、被毛のツヤが失われたり、乾燥やフケが出やすくなることがあります。内側から栄養を補うことで、根本から毛並みを整えることができます。
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どのくらいの期間で毛並みに効果が出てきますか?
個体差はありますが、早ければ1〜2週間で毛のツヤや手触りの変化を感じることがあります。完全な改善を実感するまでには、3ヶ月程度を目安にするとよいでしょう。皮膚や毛のターンオーバーは時間がかかるため、焦らず継続が大切です。
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毛並みケア用のフードは高価なものばかりですか?
毛並みに配慮されたフードの中には高品質な原材料を使っているものも多いため、やや価格が高めの傾向はあります。ただし、すべてが高額とは限らず、価格と成分のバランスが取れた商品も多く存在します。予算に合ったものを選ぶことが可能です。
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毛並みに効果が出ない場合はどうすればいいですか?
食事を変えてもすぐに効果が出ないことは珍しくありません。
まずは3ヶ月ほど続けて様子を見て、それでも改善が見られない場合は、フードが体質に合っていないか、別の原因(皮膚疾患やストレス)がある可能性も。かかりつけの動物病院での相談も視野に入れてみましょう。
毛並みの乱れは、ただの見た目の問題ではなく、健康のサインでもあります。パサつきやフケ、ツヤの低下が気になるときは、まず食事内容を見直してみましょう。
良質なたんぱく質やオメガ脂肪酸を含んだフードに切り替えることで、内側から被毛を整えることができます。また、ブラッシングやシャンプーの方法、心のストレスにも目を向けて、生活全体をトータルにケアすることが大切です。
毛並みの改善には時間がかかることもありますが、日々の積み重ねが愛犬の美しさと元気を引き出します。
毛並みのケアは犬種の体質でも意識したいポイントが少し変わります。パピヨンに合うドッグフードの選び方も参考にしてみてください。

こんにちは、愛犬ごはんノート編集部 minamiです。現在は柴犬のムギ(9歳)とザネ(7歳)と暮らしています。
ムギは子犬の頃から皮膚が弱く敏感肌で、ザネは内臓が少し繊細。日々の食事が体調に大きく影響するので、これまで20種類以上のドッグフードを試してきました。
成分や原材料について調べるのが趣味のようになり、自分なりに学んだことや、実際に愛犬に与えてきたフードの体験談をこのサイトでご紹介しています。
愛犬の健康に不安がある方や、どのフードを選べばいいか悩んでいる方にとって、少しでもヒントになればうれしいです。
運営者名:愛犬ごはんノート編集部 minami
愛犬の食事管理歴15年以上、20種以上のフード比較経験。
参照・取材方針:公的機関・学術資料を一次情報として優先し、体験談とは区別して解説します。
本記事は一般的情報であり、診断・治療の代替ではありません。医療判断は獣医師へ。