犬も人間と同じように完食が必要な時があります。もちろん与えすぎてはいけませんが、適切なものを適度に与えることは決してダメなこととは言えません。
この記事では、犬の間食の量やどのようなものがおすすめなのかについて解説します。
犬の1日の摂取カロリーは犬種や年齢などで決まっています。もし犬に間食を与える場合は、1日の摂取カロリー内に収まるように計算する必要があります。
また、栄養バランスも大切ですので特に三大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物)の量も注意してあげてください。
一般に、間食で得られるカロリーは1日の摂取カロリーの20%以下が良いとされています。(個人的には15%くらいまでにした方がいいかなと考えています。)したがって、愛犬が喜ぶからとたくさんおやつなどの間食を与えるのはやめましょう。
犬の間食は絶対に必要なものなのか。
「間食」といってしまうと場合によっては必要な時があります。人間と同じように空腹が続くと犬もストレスがたまりますし、お腹が弱い犬の場合には吐いてしまうことも。しかし、「間食=おやつ」となると話が少し変わってきます。
ご存知の方も多いと思いますが、市販されているおやつは人口添加物が含まれているものが多く犬の健康にとって良くないものばかりです。塩分も多いので一度食べると病みつきになることも。
ただ、最近ではドッグフードだけではなくおやつにも犬の健康を考えているものが増えていますので、可能であればそういったものを与えるようにしてください。
価格が高いので継続が難しいという場合には普段与えているドッグフードを間食として与えるのも一つの手です。
おすすめの犬の間食(おやつ)はやはり人口添加物が入っていないもの。少し面倒ではありますが飼い主さんの手作りがおすすめです。具体的にはブロッコリー、キャベツ、大根などの野菜がいいですね。軽くゆでて与えるようにしてください。
その他、さつまいもやゆでたささみもOKです。どちらも犬の嗜好性が高いので活躍してくれると思います。ただし、カロリーオーバーだけは注意してください。特にサツマイモは炭水化物ですので太りやすくなります。
犬のおやつとして与えてはいけないものはたくさんあります。なので、ここですべて書くことはできませんが基本的には市販のおやつと人間が食べるもの(加工品)はNGです。
上にも書きましたが野菜をゆでたものはOKです。ただし味付けはNGなので注意してください。もちろん、チョコレートや玉ねぎなどは絶対NGです。(犬の命にかかわる食べ物です。)
たまに、味がついていないパンを与えている方を見ますが、味がしないといっても意外と塩分が含まれている場合がありますので与えないようにしてください。
犬は人間が食べる姿を見て自分も欲しがることがあります。特に匂いが強いものはなおさら。ワンちゃんの前での食事はできるだけ避けてあげると良いですね。