ドッグフードの成分表示を見極める方法|愛犬に合ったフード選びの基本ポイント

ドッグフードの成分表

愛犬の健康を考えてドッグフードを選びたいけれど、パッケージに書かれている「成分表示」を見ても、正直よくわからない…という方は多いのではないでしょうか。

 

でも、成分表示のポイントを少しだけ押さえるだけで、本当に愛犬に合ったフードを選びやすくなります。

 

ここでは、初心者の方でもわかりやすいように、ドッグフードの成分表示の基本的な見方と、注意すべきポイントをやさしく解説していきます。大切な愛犬のために、ぜひ参考にしてくださいね。

 


ドッグフードの成分表示とは?

ここでは初心者の方でも押さえておきたい基礎を紹介します。

 

成分表示=フードの「中身のヒント」!

 

ドッグフードのパッケージには、必ず「保証成分値」と「原材料名」が記載されています。これらは、フードに含まれている栄養バランスや安全性を知るための大切な情報です。

 

特に成分表示では、たんぱく質、脂質、繊維、灰分、水分などの栄養素の割合が明記されています。これらを読み解くことで、愛犬に必要な栄養がきちんと摂れるかを判断できるのです。

成分表示のここをチェック!重要ポイント

ドッグフードの成分表示には、愛犬の健康を支えるための大切なヒントが詰まっています。ここでは、特にチェックしておきたい栄養素や原材料について、わかりやすくポイントをまとめました。

 

「どこを見ればいいのか分からない…」という方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

たんぱく質量

 

たんぱく質は犬にとって最も重要な栄養素のひとつ。25〜30%程度のたんぱく質を含むフードは、一般的な成犬に理想的とされています。シニア犬の場合は、少し低めのたんぱく質設計が推奨されることもあります。

 

脂質量

 

脂質はエネルギー源ですが、摂りすぎは肥満の原因に。一般的に、10〜15%程度がバランスの良い範囲といわれています。シニア犬や運動量の少ない犬は、脂質が控えめなフードが望ましいです。

 

原材料名の並び順

 

ドッグフードでは、使用量が多い順に原材料が記載されます。最初に「肉類(鶏肉、サーモンなど)」が書かれているかどうかを確認しましょう。主原料が肉類なら、たんぱく源がしっかりしている証拠です。

注意したい成分・原材料

愛犬の健康に直結する大切なポイントなので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

 

「避けたい添加物」や「気を付けるべき表現」もチェック!

 

人工添加物

 

・BHA、BHTなどの人工保存料
・着色料や香料

 

これらが記載されているフードは、できるだけ避けたほうが安心です。

 

「〇〇ミール」「動物性油脂」という表記

 

「チキンミール」などのミール表記は、質にばらつきがある場合もあります。また、「動物性油脂」という曖昧な表現も注意が必要です。

 

できるだけ、「○○肉」「サーモンオイル」など具体的な名前が書かれているものを選びましょう。

ドッグフードの成分表示を読み解くポイントまとめ

ドッグフードの成分表示をしっかり読み解くことで、愛犬にぴったり合うフード選びができるようになります。たんぱく質や脂質のバランス、主原料の確認、そして添加物の有無──

 

最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると自然に「いいフード」が見分けられるようになります。

 

大切な愛犬が健康で長く元気に過ごせるよう、毎日のごはん選びにもぜひ目を向けてみましょう!

 

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