
子犬を迎えたばかりの時期は、「どんなフードを選べばいいの?」と迷う飼い主さんが多いものです。
成長期の体には、しっかりとした栄養と同時に、食べやすさや安心感も大切です。香りや粒の大きさなど、ほんの少しの違いが“食べる意欲”を左右することもあります。
この記事では、子犬の食事で気をつけたいポイントと、食べやすく栄養バランスの整ったおすすめフード3選をご紹介します。
まだ噛む力が安定しない子犬期は、無理せず食べやすく整えるのが安心です。静音で砕く方法と・30〜40℃でふやかすコツをまとめています。
👉 ドッグフードの砕き方(静か・時短)とふやかし方の手順
子犬の健康な成長には、栄養だけでなく「食べやすさ」や「安全性」も欠かせません。どんな点を意識すればよいのかを順番に見ていきましょう。
犬は嗅覚が鋭いため、フードの香りが食欲を左右します。香ばしい香りが広がるチキンやサーモンベースのフードは、嗜好性が高く子犬も興味を示しやすいです。
食いつきを意識しすぎて人工香料の強い製品を選ぶのは避け、素材本来の香りを活かしたナチュラルなタイプを選ぶのがおすすめです。
子犬はあごの力がまだ弱く、噛み砕くのが難しい場合があります。そのため、小粒タイプやミルクで軽くふやかして与えられる柔らかめのフードが理想的です。
歯の生え変わり時期には硬い粒が負担になることもあるため、粒の大きさと形状が「今の月齢」に合っているかを確認しましょう。
それでもスキップのような歩き方や片足を浮かせる様子が続くときは、股関節の病気の可能性もあります。レッグ・ペルテス病の症状と受診の目安を確認しておくと安心です。→ 解説ページへ
子犬の消化機能はまだ未発達なため、負担の少ない食材を選ぶことが大切です。チキン・白身魚・米など、消化しやすく栄養吸収率の高い食材を中心にしたフードを選びましょう。
また、合成保存料や着色料などの添加物が少ない製品は、腸内環境を乱しにくく安心して続けやすいです。
食が細い子犬では低血糖のリスクにも注意が必要です。詳しくは犬の低血糖の症状と対処法の記事をご覧ください。
フードそのものを変えなくても、与え方や環境を少し工夫するだけで食いつきが改善することがあります。香りや温度、硬さなど、ほんの小さな違いが子犬の「食べたい気持ち」を引き出すきっかけになることもあります。
フードの香りをより引き出すには、与える温度や環境を少し工夫してみるのが効果的です。冷たいままだと匂いが弱く嗜好性が下がることがあるため、40℃前後のぬるま湯で軽く温めて香りを広げましょう。
食事の前に少し混ぜて香りを均一にすると、子犬が興味を示しやすくなります。温かみのある匂いは安心感にもつながり、落ち着いて食べられるようになります。
粒の硬さが合っていないと、子犬は噛むのを嫌がって食欲を失うことがあります。そんな時は、ぬるま湯でふやかして柔らかくすると噛みやすくなり、同時に香りも引き立ちます。歯の生え変わり時期には特に効果的で、口の中への負担を軽減できます。
トッピングとして粉末ふりかけを少量加えると、香りが増して食べる楽しみも広がります。
食いつきが悪いときは、フードだけでなく食事環境にも目を向けてみましょう。騒がしい場所や人の出入りが多い場所では集中して食べられないことがあります。
静かで安心できる環境で、毎日同じ時間帯に与えることで「ごはんのリズム」が身につきやすくなります。また、遊びや散歩の後に与えると自然と食欲が高まり、食事への興味を持たせやすくなります。
成長期の子犬には、体をつくるたんぱく質やエネルギーをしっかり補えるフードを選ぶことが大切です。粒の大きさや香りだけでなく、消化の良さや安全性にも注目しましょう。
栄養バランスを整えるうえで、たんぱく質の摂りすぎにも気をつけたいところです。詳しくは、「犬のドッグフードに理想的なたんぱく質量は?与えすぎのデメリットも解説」の記事も参考にしてください。

| 主原料 | 対応年齢 |
| 国産鶏肉 | 全年齢対応 |
| 粒サイズ | 特徴 |
| 約9mm×6mm | 小麦グルテンフリー |
国産鶏肉を主原料にした無添加フードで、素材の香りがしっかり感じられるのが特徴です。小粒で食べやすく、子犬でも無理なく噛めるやわらかさに仕上げられています。
人工香料や保存料を使わず、自然な香りで食欲を引き出せるのもポイント。全年齢対応なので、成長に合わせて長く続けられるのも魅力です。

| 主原料 | 対応年齢 |
| チキン&サーモン | 全年齢対応 |
| 粒サイズ | 特徴 |
| 約10mm | グレインフリー |
チキンとサーモンを主原料にした高たんぱくフードで、素材の香ばしい香りが子犬の食欲を引き出します。人工香料を使わず、ぬるま湯でふやかすとさらに香りが立つのもポイント。
粒は小さめで歯の生え変わり時期でも噛みやすく、毎日の食事を楽しみながら続けられます。

| 主原料 | 対応年齢 |
| 鶏ささみ、鹿肉、まぐろ | 全年齢 |
| 粒サイズ | 特徴 |
| 約7〜8mm | 小型犬向け |
国産食材を中心に作られた無添加フードで、香りが強すぎず自然な風味が特徴です。小粒で口の小さな子犬にも食べやすく、初めての切り替えでも違和感なく受け入れやすい設計になっています。
脂質や塩分が控えめで消化にもやさしく、皮膚や被毛のケアにも配慮されています。
今回は子犬におすすめの3商品をご紹介しましたが、全年齢向に選べる人気フードをもっと知りたい方は、おすすめフード一覧もぜひご覧ください。
子犬の食事については、飼い主さんから多くの疑問が寄せられます。ここでは本文では触れきれなかったポイントを補足します。
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子犬のフードはいつから成犬用に切り替える?
一般的には12ヶ月齢ごろが目安ですが、大型犬は成長がゆるやかなため18〜24ヶ月まで子犬用を続ける場合もあります。体格や成長スピードに合わせて判断するのが安心です。
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子犬におやつを与えても大丈夫?
少量であれば問題ありませんが、与えすぎると主食を食べなくなる原因になります。基本は子犬用フードを中心にして、おやつはしつけやご褒美にとどめるのが望ましいです。
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食いつきがいいフードは下痢の原因になる?
香りや嗜好性を高めたフードでも、体質に合わない原材料が含まれると下痢や軟便につながることがあります。新しいフードは少量から与えて、便や体調の変化を観察することが大切です。
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子犬にウェットフードだけを与えてもいい?
ウェットフードは嗜好性が高く食べやすいですが、歯やあごの発達や歯石予防のためにはドライとの併用がおすすめです。与える際は総合栄養食であるかを必ず確認しましょう。
成長期の子犬のフード選びは、栄養と食べやすさ、安全性の三拍子を揃えることが肝心です。成長に必要なたんぱく質や脂質、カルシウムを満たしつつ、粒の大きさや硬さ、香りが今の月齢に合っているかを確認しましょう。
ぬるま湯で軽く温めて香りを立たせる、落ち着ける環境で与えるなどの小さな工夫も、毎日の食事を“楽しみな時間”に変えてくれます。添加物は控えめ、消化にやさしい原材料を選べば、体調のブレも起きにくく継続しやすいはず。
迷ったら今回の3商品から始め、少量ずつ切り替えながら、便や元気さを観察して最適解を見つけていきましょう。あなたの丁寧な選択が、子犬の健やかな成長と笑顔をしっかり支えます。
フードの見直しで整う悩みも多い一方、歩き方の違和感(びっこ・片足を浮かせる など)が数日続くときは、関節の病気が隠れている可能性もあります。レッグ・ペルテス病の症状や受診の目安を先に知っておくと安心です。
➡ レッグ・ペルテス病の症状と受診の目安

こんにちは、愛犬ごはんノート編集部 minamiです。現在は柴犬のムギ(9歳)とザネ(7歳)と暮らしています。
ムギは子犬の頃から皮膚が弱くアレルギー性皮膚炎があり、ザネは内臓が少し繊細。日々の食事が体調に大きく影響するので、これまで20種類以上のドッグフードを試してきました。
成分や原材料について調べるのが趣味のようになり、自分なりに学んだことや、実際に愛犬に与えてきたフードの体験談をこのサイトでご紹介しています。
愛犬の健康に不安がある方や、どのフードを選べばいいか悩んでいる方にとって、少しでもヒントになればうれしいです。
運営者名:愛犬ごはんノート編集部 minami
愛犬の食事管理歴15年以上、20種以上のフード比較経験。
参照・取材方針:公的機関・学術資料を一次情報として優先し、体験談とは区別して解説します。
本記事は一般的情報であり、診断・治療の代替ではありません。医療判断は獣医師へ。