
子犬にぴったり合うドッグフードを選ぶことは、健康な体作りの土台になります。月齢によって必要な栄養や量が大きく変わるため、基準を知っておくと安心です。粒の大きさや食べやすさ、原材料の安全性も大切なポイントです。
このページでは、子犬に必要な栄養の考え方から月齢別の与え方、おすすめフードまでわかりやすく解説します。
子犬は成長スピードが早く、必要な栄養量も成犬とは大きく異なります。体づくりの基礎となる栄養バランスや、食べやすさにつながる粒の形など、まず押さえておきたいポイントをまとめました。
子犬は成長のスピードが早く、骨や筋肉、内臓がぐんぐん発達するため、高エネルギーで質の良いたんぱく質が欠かせません。成犬と同じフードでは栄養が不足しやすく、体の土台づくりに影響が出ることもあります。
パピー用は吸収性が高く設計されているため、成長期に必要な栄養をしっかり補えます。たんぱく質の詳しい働きは「たんぱく質の記事」も参考になります。
子犬は顎や歯がまだ発達途中のため、粒が大きすぎたり硬すぎたりすると、うまく噛めずに食べにくさを感じてしまいます。小粒タイプや三角形・楕円形など、口に入りやすい形状は食事の負担を減らす助けになります。
ふやかす時期は、粒が柔らかくなるまでの時間や崩れやすさを確認すると、子犬に合った食べやすい硬さを判断しやすくなります。
子犬の体はデリケートで、原材料の質は健康状態に直結します。主原料が肉類であること、不要な着色料や合成香料が多く使われていないことは安心して与えるための大切なポイントです。
油脂の管理状態や副産物の有無にも注意すると、より安全性の高いフードを選びやすくなります。パッケージ裏の原材料表示を丁寧に確認し、信頼できるメーカーを選ぶことが大切です。
子犬は月齢によって必要なエネルギー量や食べ方が大きく変わります。消化力が安定しない時期もあるため、量や回数を月齢に合わせて調整することが大切です。ふやかし方や切り替えのコツを知っておくと、毎日の食事管理がぐっと楽になります。
生後2〜3ヶ月は離乳が終わったばかりで、まだ消化力が十分に発達していません。そのため、ドライフードをぬるま湯でふやかし、柔らかくしてから与えるとお腹への負担が少なくなります。
1回量は少なめにし、1日3〜4回に分けて与えることで血糖値の急変動も防ぎやすくなります。ふやかし方のコツは「ドッグフードの砕き方・ふやかし方を徹底解説」で確認できます。
歯の生え変わりが始まる時期で、噛む力が少しずつ育ってきます。完全にふやかすのではなく、表面がしっとりする程度の“半ふやかし”にすると、噛む練習にもなり食べやすさも確保できます。
1日3回を目安に、子犬の体調や食欲に合わせて量を微調整しましょう。食べ残しが続くときは、粒の大きさや硬さが合っているかもあわせて確認してください。
生後7ヶ月を過ぎると消化力が安定し、ドライフードだけでも無理なく食べられるようになります。切り替えの際は急に変更するとお腹がゆるくなることがあるため、ふやかしからドライへ段階的に移行するのがおすすめです。
体格や活動量に応じて1日2〜3回に調整し、成長とともに体重が増えすぎていないかも定期的に確認すると安心です。
フードを別の種類に変えるときは、急に切り替えると消化不良を起こしやすいため、1週間ほどかけて少しずつ移行することが大切です。最初は1割だけ新しいフードを混ぜ、徐々に割合を増やすとお腹への負担が少なく済みます。
軟便や食欲低下が見られた場合は、一旦前の割合に戻して様子を見る方法も有効です。子犬の体調を観察しながら無理なく進めましょう。
子犬は環境の変化や歯の成長によって、食べにくさを感じることがあります。香りや硬さの調整、食事環境の整え方を知っておくと、毎日の食事がスムーズになります。
小さな工夫でも食べやすさが大きく変わるため、安心して続けられる方法を紹介します。
子犬は嗅覚が優れているため、香りが立つだけで食べやすさが大きく変わります。少量のぬるま湯で湿らせたり、電子レンジで数秒温めたりすると、フードの香りが引き立ち、食欲を刺激しやすくなります。
特に食事への興味が薄い子犬には、香りづけの工夫が効果的です。温めすぎると栄養が損なわれる可能性があるため、手で触れて温かい程度に調整しましょう。
歯の生え変わり時期は口の中がむずがゆく、硬い粒を噛みにくいと感じることがあります。そんな時は、粒が軽くつぶれる程度にふやかして与えると負担が減り、食べやすさが向上します。
逆に噛みたい気持ちが強い子には、少し硬めの粒も適しています。子犬の様子を観察し、無理なく噛める硬さに調整するとストレスが減り、食事が楽しい時間に変わります。
子犬はまわりの刺激に注意を奪われやすく、環境によって食べたり食べなかったりしやすい傾向があります。静かな場所で与えたり、食事時間を決めて習慣化すると集中しやすくなります。
特に子犬は低血糖を起こしやすく、遊び食いで十分に食べられない日が続くと体調を崩すこともあります。低血糖のサインは別記事で詳しく紹介しているため、あわせて確認すると安心です。
子犬の成長には、消化の良さや栄養バランスに優れたフードを選ぶことが大切です。粒のサイズ・原材料・食べやすさに注目しながら、子犬に与えやすい4種類のフードを厳選しました。
それぞれの特徴をわかりやすくまとめているので、自分の愛犬に合った一品を選ぶときのヒントにしてみてください。

| 主原料 | 対応年齢 |
| チキン&サーモン | 全年齢対応 |
| 粒サイズ | 特徴 |
| 約10mm | グレインフリー |
モグワンはチキンとサーモンを主原料にし、動物性たんぱく質をしっかり確保した高品質フードです。子犬でも噛みやすい粒サイズで、香りがよく嗜好性が高い点が特徴です。
穀物不使用で消化の負担が少なく、体づくりに欠かせない脂質やミネラルのバランスも整っています。初めてのフード選びで迷っている家庭でも使いやすい、総合力の高い一品です。

| 主原料 | 対応年齢 |
| 鶏ささみ、鹿肉、まぐろ | 全年齢 |
| 粒サイズ | 特徴 |
| 約7〜8mm | 小型犬向け |
このこのごはんは、国産の鶏肉やまぐろ、さつまいもなどを組み合わせた、小型犬向けに作られたフードです。香りや粒の大きさに配慮されており、体が小さくお腹もデリケートな子犬でも続けやすい設計になっています。
余計な添加物を控えたシンプルなレシピなので、安心感を重視したい飼い主さんにも選ばれやすい商品です。

| 主原料 | 対応年齢 |
| 国産鶏肉 | 全年齢対応 |
| 粒サイズ | 特徴 |
| 約9mm×6mm | 小麦グルテンフリー |
ミシュワンはチキンを主原料にしたウェット寄りのフードで、水分を多く含み香りが立ちやすいのが特徴です。食べムラがある子犬でも、まずは「おいしそう」と感じてもらいやすい設計になっています。
総合栄養食として必要な栄養は満たしつつ、そのままメインとしてもドライフードのトッピングとしても使いやすい一品です。

| 主原料 | 対応年齢 |
| 米、鶏肉 | 生後10ヶ月 |
| 粒サイズ | 特徴 |
| 約8mm×10mm | 小型犬向け |
ロイヤルカナンのパピーフードは、動物病院やペットショップでもよく見かける、入手しやすさが強みのフードです。小粒で歯の生え変わり時期でも食べやすく、ビタミンやミネラルをバランスよく配合しています。
市販品の中からまずは無難なものを選びたい、というご家庭が「最初の一袋」として試しやすい選択肢と言えます。。
子犬のフード選びでは、量や種類だけでなく「どこまでしていいのか」「これは続けて大丈夫か」といった細かな不安も出てきます。実際によく寄せられる疑問をまとめました。気になるところだけ拾い読みしながら、毎日のごはんの安心材料にしてみてください。
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子犬に総合栄養食とおやつを併用しても大丈夫ですか?
総合栄養食を主食にしつつ、おやつは1日のカロリーの10%以内に抑えれば問題ありません。与えすぎは肥満や栄養の偏りにつながるため、成長期ほど量の管理が重要です。しつけ目的のおやつは、小さくちぎって使うと負担を抑えられます。
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子犬にミルクはいつまで必要ですか?
離乳が完了する生後7〜8週頃には、ミルクは徐々に減らして構いません。ただし体が小さい子や食事量が安定しない子は、短期間だけ補助的に使うこともあります。栄養過多にならないよう、食事とのバランスを確認しながら調整してください。
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犬がフードを丸のみしてしまうのですが大丈夫ですか?
丸のみ自体は珍しくありませんが、喉につまらせる心配がある場合は食べるスピードを調整する工夫が必要です。早食い防止皿や少量ずつ盛り付ける方法が役立ちます。噛みにくさが原因のこともあるので、粒の形状が合っているかも確認してください。
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子犬にウェットフードだけを続けても問題ありませんか?
総合栄養食のウェットであれば栄養面は満たされますが、噛む力や歯の汚れ対策の観点ではドライとの併用がおすすめです。成長段階で食べる硬さに慣れることも大切なので、体調を見ながら少しずつドライを混ぜると移行がスムーズです。
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子犬の1日の必要カロリーはどのように計算すればいいですか?
体重と成長段階をもとに計算する方法が一般的ですが、実際には個体差が大きいため、パッケージの給与量を基準にしながら便の状態や体型を見て調整します。痩せ気味・太り気味のサインを定期的にチェックすることが安心につながります。
子犬のフード選びは、月齢ごとに必要な栄養や食べやすさが変わるため、成長段階に合わせて見直すことが大切です。粒の大きさや硬さ、香りの立ち方など、ちょっとした違いが食べやすさにつながることもあります。
おすすめフードを参考にしつつ、子犬の体調や便の状態、食欲の変化を観察しながら調整していくと、毎日のごはん時間がより安心になります。焦らずに少しずつ慣らしていくことで、成長期の体づくりをしっかりサポートできます。

こんにちは、愛犬ごはんノート編集部 minamiです。現在は柴犬のムギ(9歳)とザネ(7歳)と暮らしています。
ムギは子犬の頃から皮膚が弱くアレルギー性皮膚炎があり、ザネは内臓が少し繊細。日々の食事が体調に大きく影響するので、これまで20種類以上のドッグフードを試してきました。
成分や原材料について調べるのが趣味のようになり、自分なりに学んだことや、実際に愛犬に与えてきたフードの体験談をこのサイトでご紹介しています。
愛犬の健康に不安がある方や、どのフードを選べばいいか悩んでいる方にとって、少しでもヒントになればうれしいです。
運営者名:愛犬ごはんノート編集部 minami
愛犬の食事管理歴15年以上、20種以上のフード比較経験。
参照・取材方針:公的機関・学術資料を一次情報として優先し、体験談とは区別して解説します。
本記事は一般的情報であり、診断・治療の代替ではありません。医療判断は獣医師へ。