子犬は成長段階であり、成犬と比べて体が急速に発育しているため、十分な栄養を摂取する必要があります。
成犬用のドッグフードでは子犬の栄養ニーズを満たすことが難しい場合があります。そのため、子犬用の栄養価の高いドッグフードを与えることが重要です。
子犬用のドッグフードは、通常、成長に必要な栄養素がバランスよく含まれています。たとえば、良質なタンパク質、脂肪、ビタミン、ミネラルなどが含まれています。また、成長段階に合わせてカロリー量も多く設計されています。
子犬用のドッグフードを選ぶ際には、成長段階に合った栄養素が含まれているかどうかを確認することが重要です。また、ブランドや製品によって成分や栄養価が異なるため、信頼性の高いメーカーの製品を選ぶことも大切です。
子犬用のドッグフードを選ぶ際には、以下の2点をしっかりとチェックしてあげるようにしましょう。
犬は、自分の口に合わないドッグフードを与えると、それだけで拒食を起こすことがあります。一度拒食すると癖になり大人になっても治らないこともあり得るので、子犬の頃からベストなサイズのフードを与えることが大切になります。
小型犬ほど口が小さいのでできるだけ小さいものを与えるようにしましょう。小粒のものを与えても食べないときは、手間はかかりますがさらに砕いて与えると食べるようになることも多いです。
大型犬も同じで、粒が小さすぎると嫌がる個体もいます。メーカーによって粒の大きさは違うので、「超小粒」などあまり小さすぎるものを選ばないようにするのもポイントです。
子犬は成犬と比べてからだの基礎となるたんぱく質が約6倍、カロリーは3倍必要だともいわれています。そのため、子犬の頃に栄養価の低いフードを与え続けると栄養不足になり健やかな成長を妨げる原因になります。
基本的には、「子犬用」と書かれたドッグフードを与えると間違いありませんが、原材料はしっかりとチェックしてあげましょう。
子犬用として販売されているドッグフードでおすすめのものを4つご紹介します。すべて人工添加物不使用の総合栄養食です。
配合されている栄養素や粒の大きさなどまとめましたので、愛犬に合いそうなものを選んだいただければと思います。
原産国 | 容量 |
日本 | 1kg |
主原料 | サイズ |
鶏肉・馬肉・鶏レバー | 約9㎜×6㎜ |
たんぱく質 | カロリー/100g |
21.5%以上 | 352kcal |
小型犬に多い関節疾患し、関節の健康維持をサポートする成分緑イ貝を配合したドッグフード。成長期の子犬の頃から摂っておくことで将来の病気を予防できます。
また、高たんぱくでカルシウム豊富な馬肉で免疫力を向上させ、感染症や皮膚炎などにかかりにくい元気なからだをつくります。
原産国 | 容量 |
日本 | 1kg |
主原料 | サイズ |
鶏肉 | 7~8㎜ |
たんぱく質 | カロリー/100g |
20.9%以上 | 343kcal |
小型犬に多い「涙やけ」「におい」「毛並」にアプローチした小型犬用ドッグフード。毛並みや皮膚の健康を保つ鉄分やビタミンB群、不飽和脂肪酸を豊富に含む鹿肉と鶏肉レバーを使用。
バランスが摂れた栄養たっぷりのドッグフードではありますが、カロリーがやや低く、大型犬というよりは小型犬の子犬用のフードになっています。
原産国 | 容量 |
カナダ | 340g |
主原料 | サイズ |
チキン | 約7㎜ |
たんぱく質 | カロリー/100g |
33%以上 | 366kcal |
カナダ産の新鮮な鶏肉や生のカレイなど高品質な動物減量を70%、フルーツや野菜、ハーブを30%と子犬向けにバランスよく配合した全犬種用ドッグフード。
原材料は他のドッグフードに比べると非常に栄養価が高く、群を抜いて上質ですが、やや値段が高いので続けにくいというデメリットがあります。
容量は、340gの他、2kg、11.4g の3種類で展開中。公式ページでは、340gのお試しサイズから購入できます。
原産国 | 容量 |
アメリカ | 1kg |
主原料 | サイズ |
チキン | 約8㎜×5㎜ |
たんぱく質 | カロリー/100g |
30%以上 | 380kcal |
4点目は市販のドッグフードのご紹介。市販というと質が気になる方もいるかもれませんがこのニュートロシュプレモパピーは自然素材のみを使用した無添加ドッグフードであるため、安心して愛犬に与えることができます。
発育期の子犬の健やかな筋肉や骨の成長、健康な脳の発育、免疫力の健康維持に配慮。10種類以上の自然素材を使用し、最適な栄養バランスでブレンドされています。
お試しサイズとして1kgをご紹介していますが、3kg、6kg、13.5㎏の販売もあります。ペット用品店の他Amazonや楽天などでも購入できます。