愛犬の健康を考えると、毎日の食事選びはとても重要ですよね。『愛犬元気』は手頃な価格で人気のドッグフードですが、その原材料や安全性について気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、愛犬元気の特徴や評判、原材料の詳細について徹底的に解説します。
愛犬元気は、手頃な価格で続けやすい国産ドッグフードとして、多くの飼い主さんに選ばれています。特に「愛犬のごはんは安心できるものを」と考える方にとって、種類が豊富で年齢や体質に合わせやすいのが魅力です。
ここでは、愛犬元気シリーズの主な特徴や、ラインナップごとの違いについてわかりやすくご紹介します。
穀類(トウモロコシ、小麦粉、コーングルテンミール、フスマ、パン粉、コーングルテンフィード)、肉類(チキンミール、チキンエキス、ビーフパウダー)、豆類(脱脂大豆、大豆エキス)、動物性油脂、野菜類(ビートパルプ、ニンジンパウダー、カボチャパウダー、ホウレンソウパウダー)、魚介類(フィッシュエキス、小魚パウダー)、ビール酵母、ミネラル類(カルシウム、塩素、鉄、ヨウ素、カリウム、ナトリウム、リン、セレン、亜鉛)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、コリン、パントテン酸、葉酸)、着色料(赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス)、アミノ酸類(メチオニン)、ミルクカルシウム
スーパーやホームセンターでよく見かける愛犬元気のドッグフード。原材料ラベルを見ると、最初に表示されるのは肉ではなく穀物です。(原材料の表示順は配合量が多いものが先に表示されます)
トウモロコシは、穀物の中でも消化が良くないため、高齢犬や内蔵が弱いワンちゃんには不向きなフードです。(元気いっぱいの成犬にはそれほど問題ありません)
一方、肉の原材料を見てみると、ミールやエキス、パウダーなどが使用されています。質が良くない可能性もあり、長い目で見ると心配です。また、赤色102号や106号などの着色料も含まれています。
たんぱく質 | 22.0%以上 |
---|---|
脂質 | 10.0%以上 |
粗繊維 | 4.5%以下 |
粗灰分 | 8.5%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
ビタミンA | 7500IU/kg以上 |
ビタミンD | 500IU/kg以上 |
ビタミンE | 75IU/kg以上 |
ビタミンB1 | 2.3mg/kg以上 |
ビタミンB2 | 5.2mg/kg以上 |
ビタミンB6 | 1.5mg/kg以上 |
ビタミンB12 | 0.028mg/kg以上 |
カロリーは、100gあたり約355kcalになります。
AAFCO 米国資料検査官協会(Association of American Feed Control Officials)が定めるたんぱく質の基準量を満たしていますし、ビタミンもバランスよく配合されているのが分かりますね。
カルシウム | 1.00% |
---|---|
リン | 0.80% |
カリウム | 0.70% |
ナトリウム | 0.37% |
マグネシウム | 0.17% |
亜鉛 | 230mg/kg |
価格 | 1日あたり | 100gあたり |
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767円(2.3kg) | 34g | 33g |
1,680円(6kg ) | 29円 | 28円 |
小型犬5kgの場合
近所のホームセンターで調べた価格です。プレミアムドッグフードの約10分の1で購入可能です(;゚Д゚)セール時にはもっと安くなるので、コスパはとてもいいフードだといえます。
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美味しさと栄養バランスを考慮し、脂質約20%カット(愛犬元気成犬用比)したドッグフード。ビーフ、ささみ、緑黄色野菜、小魚入りになります。
穀類(トウモロコシ、小麦粉、コーングルテンミール、フスマ、パン粉、コーングルテンフィード)、肉類(チキンミール、ビーフミール、ポークミール、チキンエキス、ビーフパウダー、ササミパウダー)、野菜類(ビートパルプ、ニンジンパウダー、カボチャパウダー、ホウレンソウパウダー)、動物性油脂、豆類(脱脂大豆、大豆エキス)、魚介類(フィッシュエキス、小魚パウダー)、ビール酵母、ミネラル類(カルシウム、塩素、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、ナトリウム、リン、セレン、亜鉛)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、コリン、パントテン酸、葉酸)、着色料(赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス)、アミノ酸類(メチオニン)、ミルクカルシウム
原材料は成犬用に比べてやや野菜類が多い程度で、内容はほぼ変わりはありません。
主原料として使用されているトウモロコシや小麦粉は、エネルギー源としての役割がありますが、アレルギーを引き起こす可能性があるため注意が必要です。
また、チキンミールやビーフパウダーなどのミール系原料は、品質にばらつきがあることが懸念されています。
カロリー |
約340kcal |
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たんぱく質 | 23.0%以上 |
脂質 | 8.0%以上 |
粗繊維 | 5.0%以下 |
粗灰分 | 8.5%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
ビタミンA | 7500IU/kg以上 |
ビタミンD | 500IU/kg以上 |
ビタミンE | 75IU/kg以上 |
ビタミンB1 | 2.3mg/kg以上 |
ビタミンB2 | 5.2mg/kg以上 |
ビタミンB6 | 1.5mg/kg以上 |
ビタミンB12 | 0.028mg/kg以上 |
カルシウム | 1.0% |
---|---|
リン | 0.8% |
カリウム | 0.70% |
ナトリウム | 0.37% |
マグネシウム | 0.17% |
亜鉛 | 230mg/kg |
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成長期の子犬に必要な栄養バランスを配合し、カロリーもスタンダードタイプより高カロリー設計(100gあたり約15kcal増)されたドッグフードです。
穀類(トウモロコシ、小麦粉、コーングルテンミール、パン粉、コーングルテンフィード、フスマ)、肉類(チキンミール、ビーフミール、チキンエキス、ササミパウダー)、動物性油脂、豆類(大豆、大豆エキス)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、小魚パウダー)、野菜類(ビートパルプ、ニンジンパウダー、カボチャパウダー、ホウレンソウパウダー)、ビール酵母、ミネラル類(カルシウム、塩素、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、ナトリウム、リン、セレン、亜鉛)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、コリン、パントテン酸、葉酸)、アミノ酸類(トレオニン、メチオニン)、着色料(赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス)、ミルクカルシウム
この子犬用フードには、主にトウモロコシや小麦といった穀類をベースに、チキンやビーフ、魚介類などの動物性たんぱく質がバランスよく含まれています。
栄養補助としてビタミン・ミネラル類も豊富に配合されていますが、着色料や酸化防止剤などの添加物も使用されている点には注意が必要です。
カロリー |
約370kcal |
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たんぱく質 | 25.0%以上 |
脂質 | 4.5%以下 |
粗繊維 | 4.5%以下 |
粗灰分 | 8.5%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
ビタミンA | 9000IU/kg以上 |
ビタミンD | 600IU/kg以上 |
ビタミンE | 150IU/kg以上 |
ビタミンB1 | 2.9mg/kg以上 |
ビタミンB2 | 6.5mg/kg以上 |
ビタミンB6 | 1.9mg/kg以上 |
ビタミンB12 | 0.034mg/kg以上 |
カルシウム | 1.3% |
---|---|
リン | 1.1% |
カリウム | 0.70% |
ナトリウム | 0.37% |
マグネシウム | 0.17% |
亜鉛 | 230mg/kg |
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愛犬元気は、コスパに優れた国産フードとして知られていますが、すべてのワンちゃんに合うとは限りません。ここでは、どんな飼い主さん・ワンちゃんに向いているか、逆に注意が必要なケースはどんなときかをご紹介します。
・できるだけ手頃な価格でフードを続けたい方
・複数の味やバリエーションから選びたい方
・比較的健康で食欲旺盛なワンちゃんを飼っている方
・国産フードを選びたい方
愛犬元気は、比較的リーズナブルな価格帯で続けやすく、シリーズごとに目的やライフステージに応じた製品がそろっています。「うちの子は何でもよく食べてくれる」というタイプの子には、選択肢のひとつとして適しています。
コスパの良さを重視したい方には愛犬元気がぴったりですが、もう少し高品質な原材料を求める方にはアイムスという選択肢もあります。
➡ アイムスドッグフードの評判と成分を徹底解説
⚠ 愛犬元気をおすすめしない人
・アレルギーや持病のあるワンちゃん
・原材料や添加物に強いこだわりがある方
・高たんぱく・グレインフリーなど機能性を重視したい方
愛犬元気は穀物やミール系原料を多く含むため、アレルギー体質の子や、消化器が弱いワンちゃんには慎重に様子を見る必要があります。また、添加物や栄養設計にこだわりたい方にとっては、物足りなく感じることもあるかもしれません。
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愛犬元気は安全ですか?
愛犬元気は市販フードとして広く流通しており、基本的な安全基準は満たしていますが、着色料やミール系原料の使用に不安を感じる方もいます。気になる場合は無添加フードを検討しましょう。
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愛犬元気に発がん性のある成分はありますか?
明確な発がん性が確認された成分は含まれていませんが、赤色102号などの合成着色料は海外では使用が制限されている例もあります。添加物を避けたい場合は注意が必要です。
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愛犬元気はなぜ安いのですか?品質に問題は?
主原料に穀物を多く使い、大量生産されているためコストを抑えられています。価格が安くてもすぐに問題が出るわけではありませんが、体質に合うかは慎重に判断しましょう。
「愛犬元気は、手頃な価格と豊富なラインナップで多くの飼い主に支持されています。
しかし、原材料や添加物に関する懸念もあるため、愛犬の体質や健康状態を考慮しながら選ぶことが重要です。必要に応じて、獣医師と相談しながら最適なフードを見つけてください。