シニア犬になると、子犬や成犬の時期とは異なり、高カロリーの摂取が必要とされることはありません。同時に、内臓機能や運動能力が低下する傾向があるため、これらをサポートする栄養成分が含まれたドッグフードへの切り替えが必要です。
シニア犬用のドッグフードは以下の点を注意して選ぶようにしましょう。
シニア犬は活動量が低下することが一般的なため、低カロリーのドッグフードを選ぶことが重要です。過剰なカロリー摂取は肥満を引き起こす可能性があります。
内臓機能が低下している可能性があるため、消化しやすい材料から作られたドッグフードを選ぶことが大切です。良質なタンパク質源や消化器サポート成分が含まれているかを確認しましょう。
運動能力の低下や関節の問題が起こりやすいシニア犬にとって、関節サポート成分(グルコサミンやコンドロイチンなど)が含まれたドッグフードを選ぶと良いでしょう。
免疫機能も年齢とともに低下するため、免疫サポート成分(ビタミンEやビタミンC、抗酸化物質など)が含まれたドッグフードを選ぶと、シニア犬の健康維持に役立ちます。
ドッグフードの原材料は品質が重要です。シニア犬には、良質なタンパク質源(肉や魚)や健康的な炭水化物(野菜や果物)が含まれたドッグフードを選ぶことが大切です。
シニア犬用のおすすめドッグフードを4つご紹介します。味や粒の大きさなど犬によって好みは違うと思いますので、なるべく違うタイプのものを選びました。それぞれ愛犬に合うものを見つけていただければと思います。
※カロリーは100gあたりの数値です。
原産国 | 容量 |
イギリス | 1.5kg |
主原料 | カロリー/脂質 |
チキン・サーモン | 355kcal/15% |
活動量が減り、必要カロリーが減ってくるシニア犬に向けた、カロリー・脂質控えめのヘルシーなドッグフード。
グレインフリーで消化をサポートし、シニア犬にとって必要な成分グルコサミン・MSM・コンドロイチンも配合されています。
さらに、チキンとサーモンのしっかりとした香りが味覚や嗅覚を刺激するため、低下で食欲低下気味のワンちゃんにもおすすめです。
原産国 | 容量 |
日本 |
ドライ:500g |
主原料 | カロリー/脂質 |
チキン |
ドライ:348kcal/8.5%以上 |
香りまでおいしいと評判のYumYumYumドッグフード。食べない愛犬にとにかくご飯を食べさせたいという飼い主さんにはおすすめのフードです。
サイズは80g×5袋の他、80gのちょこっとパックとたっぷり800g(80g×10g)があります。ドライとやわらかドライのセット販売だと安く購入することができます。
原産国 | 容量 |
日本 | 800g |
主原料 | カロリー/脂質 |
牛肉、鶏肉、馬肉、魚肉 | 360kcal/10%以上 |
小型犬~中型犬のシニア向けのドッグフード「安心犬活」。国内工場で製造した100%無添加で、ヒューマングレードの国産素材を多く使用しています。
乳酸菌・オリゴ糖配でお腹の弱いワンちゃんでも安心して食べられます。
原産国 | 容量 |
イギリス | 1.8㎏ |
主原料 | カロリー/脂質 |
チキン・サーモン | 361kcal |
約7~12歳までの全犬種対応のシニア向けで、まだ食べる力に衰えがそれほどなくカリカリフードが好きなワンちゃんにおすすめのドッグフード。
手作りごはんのようなおいしさを目指して作られているため、SNSでも話題になるほど食いつきが良いと評判です。
シニア期の愛犬に長生きしてい欲しい、おいしいものを食べてほしいと願う飼い主さんにおすすめです。