
シニア犬になると、若い頃と比べて運動量や食欲、噛む力などが変化し、これまでと同じドッグフードが合わなくなることがあります。
一方で、「シニア用なら低カロリーを選べばいい」とは限りません。太りやすくなった犬と、痩せたり筋肉が落ちたりしている犬では、確認したい栄養バランスも異なります。
この記事では、シニア犬におすすめのドッグフード5商品を、たんぱく質・脂質・カロリー・食べやすさなどの項目で比較します。市販で購入しやすい商品や国産フードも含め、愛犬の体型や食べ方に合ったフードを選ぶポイントも紹介します。
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商品名 |
対象 |
たんぱく質 脂質 |
カロリー |
主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
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モグワン |
全年齢 |
27%以上 10%以上 |
354.5kcal |
全年齢対応・チキンとサーモン使用 |
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ミシュワン |
7歳~推奨 |
22.7%以上 5.8%以上 |
332kcal |
低脂肪・薄めの小粒設計 |
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安心犬活 |
全年齢 |
28%以上 10%以上 |
360kcal |
国産・複数の動物性原料を使用 |
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ナチュラル チョイス |
シニア犬向け |
23%以上 13%以上 |
355kcal |
ラム肉使用・小粒タイプ |
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ヒルズ |
7歳以上 |
15%以上 10.8%以上 |
364kcal |
7歳以上向け・小粒タイプ |





シニア犬のフードを選ぶときは、「高齢犬用」という表示だけで判断するのではなく、体型や活動量、食べ方の変化まで確認する必要があります。
特にチェックしたいのが、たんぱく質と脂質のバランス、カロリー、粒の大きさや硬さ、食欲が落ちたときの食べやすさです。愛犬の現在の状態に合わせて確認してみましょう。

シニア期は筋肉量が減りやすくなるため、食事からたんぱく質を摂ることも意識したいポイントです。一方で、脂質が多いフードが合うかどうかは、体型や活動量によって変わります。
運動量が減って太りやすくなった犬では脂質を抑えたフードが選択肢になりますが、痩せてきた犬や食事量が減っている犬まで一律に低脂肪にする必要はありません。
たんぱく質や脂質の数値を単独で見るのではなく、体重や筋肉の変化とあわせて判断しましょう。
高たんぱくフードについて詳しく知りたい方は
👉「高たんぱくは危険?ドッグフードで注意したい3つのポイント」も参考にしてください。
シニア犬は若い頃より運動量が減ることがありますが、すべての犬が低カロリーのフードに切り替える必要があるわけではありません。
太り気味の犬では摂取カロリーを調整する一方、痩せてきた犬では十分なエネルギーを摂れているか確認する必要があります。
フードのカロリーだけでなく、1日に実際に与える量と体重の変化を見ることがポイントです。定期的に体重や体型を確認し、増減が続く場合は給与量やフードそのものを見直しましょう。
年齢を重ねると、以前は問題なく食べていた粒でも噛みにくそうにしたり、食べる速度が遅くなったりすることがあります。その場合は、小粒タイプや薄い粒、やわらかめのフードなどを検討してみましょう。
ドライフードをそのまま食べにくそうな場合は、細かく砕いたり、ぬるま湯でふやかしたりして食べやすくする方法もあります。
ただし、急に噛みにくそうになった場合や口を気にする様子がある場合は、食事だけで対応せず口腔内の状態を確認することも必要です。
👉「ドッグフードの砕き方とふやかし方の手順」では、食べやすくする具体的な方法を紹介しています。
シニア犬では、食欲や食べ方に変化が出ることもあります。ドライフードを残すようになった場合は、香りの立ちやすいフードや、やわらかいタイプ、ウェットフードなどを取り入れる方法があります。
ぬるま湯でふやかして香りを立たせたり、少量のウェットフードをトッピングしたりするのも選択肢です。ただし、食欲低下が続く場合は年齢のせいと決めつけず、体調不良が隠れていないか確認してください。
シニア犬の中には、ドライフードを食べにくくなる子もいます。そんなときは、やわらかいウェットフードをトッピングとして利用する方法もあります。
👉「デビフ缶詰の安全性と口コミを詳しく見る」
シニア犬向けのドッグフードには、年齢を重ねた犬の健康維持に配慮して、グルコサミンやコンドロイチン、オメガ3脂肪酸などを配合した商品があります。
グルコサミンやコンドロイチンは関節ケアを意識したフードによく使われる成分で、オメガ3脂肪酸も関節や皮膚・被毛などの健康維持を考えた商品に配合されています。
ただし、特定の成分が入っていることだけでフードを選ぶ必要はありません。 総合的な栄養バランスや愛犬の体型、活動量、食べやすさを優先し、そのうえで関節ケア成分なども比較材料のひとつとして確認しましょう。
歩き方の変化や立ち上がりにくさなどが見られる場合は、フードだけで対応せず獣医師に相談してください。
関節の健康に配慮したフードを詳しく比較したい方は、
👉「犬の関節にいいドッグフード3選」も参考にしてください。
シニア犬のフードについて、切り替える時期や成犬用との違い、切り替え方など、食事を見直す際に気になりやすい疑問をまとめました。
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シニア犬用フードはいつから切り替えるべきですか?
7歳前後を目安にシニア向けフードを検討する商品が多くありますが、シニア期に入る時期は犬種や体格、個体差によって異なります。年齢だけで決めず、運動量や体重、筋肉量、食べ方などに変化が見られたタイミングで、現在のフードが合っているか見直してみましょう。
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成犬用フードをシニア犬に与え続けても大丈夫ですか?
成犬用や全年齢対応の総合栄養食でも、愛犬の体型や活動量に合っていれば、シニア期になったからといって必ず変更する必要はありません。ただし、年齢とともに太りやすくなったり食べにくくなったりする場合は、カロリーや脂質、粒の大きさなどを確認してフードを見直しましょう。
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シニア犬用フードへの切り替え方を教えてください
新しいフードへ急に全部切り替えるのではなく、現在のフードに少量ずつ混ぜながら徐々に割合を増やしていく方法が一般的です。切り替え中は便の状態や食欲なども確認し、愛犬の様子に合わせて進めます。体調に変化が見られた場合は、切り替えを急がず獣医師に相談してください。
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シニア犬も総合栄養食を選んだ方がいいですか?
毎日の主食として与える場合は、犬の成長段階に適した「総合栄養食」であるかを確認すると選びやすくなります。おやつや一般食、副食などは、それだけで必要な栄養をすべて補えるとは限りません。パッケージの表示を確認し、主食として与えられる商品かどうかをチェックしましょう。
シニア犬のドッグフード選びでは、年齢だけで判断せず、体型や活動量、食べ方の変化まで確認することがポイントです。
今回紹介した5商品も、たんぱく質や脂質、カロリー、粒の大きさなどにそれぞれ違いがあります。太りやすくなった犬ではカロリーや脂質を確認し、痩せたり筋肉が落ちたりしている犬では、十分なエネルギーやたんぱく質を摂れているか確認しましょう。
また、噛みにくそうな場合は小粒や薄い粒、食欲が落ちている場合は香りや水分、食感などもフード選びの判断材料になります。
「シニア犬用だから合う」「低脂肪だから健康的」とひとつの条件だけで決めるのではなく、愛犬の現在の状態と商品の特徴を照らし合わせて選ぶことが、無理なく続けられる食事につながります。
食事とあわせて、体重や筋肉量、食欲、日々の動きなども定期的に確認し、気になる変化が続く場合は獣医師へ相談してください。
シニア期の食事だけでなく、日々の健康管理や生活環境について知りたい方は、
👉「シニア犬と快適に暮らすための健康管理とケアのコツ」も参考にしてください。

こんにちは、愛犬ごはんノート編集部 minamiです。現在は柴犬のムギ(9歳)とザネ(7歳)と暮らしています。
ムギは子犬の頃から皮膚が弱く敏感肌で、ザネは内臓が少し繊細。日々の食事が体調に大きく影響するので、これまで20種類以上のドッグフードを試してきました。
成分や原材料について調べるのが趣味のようになり、自分なりに学んだことや、実際に愛犬に与えてきたフードの体験談をこのサイトでご紹介しています。
愛犬の健康に不安がある方や、どのフードを選べばいいか悩んでいる方にとって、少しでもヒントになればうれしいです。
運営者名:愛犬ごはんノート編集部 minami
愛犬の食事管理歴15年以上、20種以上のフード比較経験。
参照・取材方針:公的機関・学術資料を一次情報として優先し、体験談とは区別して解説します。
本記事は一般的情報であり、診断・治療の代替ではありません。医療判断は獣医師へ。