デビフ缶詰ドッグフードの口コミ

デビフは缶詰を中心に展開するドッグフードメーカーです。低カロリーから高カロリー、機能性タイプまで、目的に応じて選べる製品を取り揃えています。

 

また、ワンちゃんの好みに合わせたおやつも販売しており、おやつ選びに迷う飼い主さんにもおすすめです。さらに、消化を助けるメリットもあります。

 

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デビフの缶詰「ささみ&レバーミンチ」

デビフ缶詰の成分原材料

デビフには多くの種類がありますが、特に人気の高い「ささみ&レバーミンチ」について、原材料や成分をご紹介します。口コミも合わせてチェックしてみてください。このウェットフードは、生後3ヶ月以上の全ての成長段階の犬に対応しています。

 

デビフ「ささみ&レバーミンチ」に含まれる原材料

 

鶏肉、鶏ささみ、鶏レバー、食塩、EPA・DHA含有精製魚油、増粘安定剤(増粘多糖類)、ミネラル類(Ca、P、Zn、Fe、Cu、Mn、I)、ビタミン類(D、E、B1)

 

缶詰は、ドライフードに比べて原材料が少ないのが特徴です。主な原材料は鶏肉、鶏ささみ、鶏レバーで、犬が好む味付けに作られていますね。保存料、着色料、発色料は無添加です。

 

増粘安定剤として使用されている増粘多糖類とは、植物や海藻など天然原料から採取された多糖類を2種類以上使用していることを意味します。

 

デビフは以前からカラギーナンを使用しており、これにグァーガムなどの物質が追加されています。カラギーナンは海藻から抽出される成分で、犬にとって特に栄養素は含まれていません。

 

一部のサイトではその危険性が指摘されていますが、添加量を抑えればリスクは低いというデータもあります。

 

デビフ「ささみ&レバーミンチ」の成分分析値

 

粗たんぱく質 12.5%
粗脂質 5.0%以上
粗繊維 0.5%以下
粗灰分 3.0%以下
ナトリウム 0.30%以下
カロリー 105kcal

カロリーは100gあたりの数値です。

 

「ささみ&レバーミンチ」は高カロリーで、ビタミンやミネラルがバランスよく配合された缶詰です

 

鶏ささみと鶏レバーの旨味をそのままに、食べやすいやわらかなミンチ状に仕上げた総合栄養食で、幼犬から高齢犬までの主食として使用できます。

 

特に際立った栄養素は含まれていませんが、一般的な缶詰より栄養バランスが優れています。

 

 

デビフ「ささみ&レバーミンチ」の口コミ

 

デビフ「ささみ&レバーミンチ」を愛犬に与えている飼い主さんからの口コミを数件ご紹介します。

 

チワワ3歳の飼い主

チワワ3歳の飼い主

 

好き嫌いがとても激しく、ドライフードはほぼ全滅。ペットショップの方に「これはどの子も食べてくれますよ」と勧められたのがきっかけです。
与えた初日からガツガツ食べてすぐに完食。同じデビフのラムの方はそこまでではなかったため、こちらに定着させています。

 

チワワ13歳の飼い主

チワワ13歳の飼い主

 

成長期の犬用ということですが、うちでは小さいころからずっとこれなので13歳になった今でも与えています。
近所のホームセンターでは定期的に安くなるのでその時にまとめ買いをしています。ミンチは高齢犬には食べやすいようです。

 

プードル3歳の飼い主

プードル3歳の飼い主

 

カリカリフードをまだ完全には食べられないので時々デビフの缶詰を混ぜて与えています。
ただ、デビフ缶なしでは食べなくなってきているので悩ましいです。
できればドライフードだけで満足できるようになってほしいのですが(^^;

 


デビフの缶詰シニア用

デビフの缶詰シニア用は3種販売中です。

 

シニア食 DHA・EPA配合

デビフの缶詰シニアDHA

 

鶏胸肉、豚心臓、鶏レバーをベースに、すりおろした野菜(じゃがいも、人参、グリンピース)を加え、高齢犬にも食べやすいやわらかさに仕上げた総合栄養食です。

 

DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、オメガ-3脂肪酸の一種で、犬の健康に多くのプラス効果があります。

 

DHA・EPAの主な働き
脳と神経の発達

DHAは、犬の脳の発達に非常に重要です。 高齢者の犬にとって大切な認知機能の維持に効果があります。

 

関節と炎症の軽減

EPAには、炎症を抑える効果があります。 これにより、関節の健康をサポートし、特に関節炎や他の関節を持つ犬に有益です。 EPAは体内で炎症反応を中心に働きがあり、痛みや腫れを軽減するお手伝いになります。

 

心臓と血管の健康

DHAとEPAは、心臓血管の健康にも重要です。これらの脂肪酸は、コレステロールを下げ、血液の流れを良くする働きがあり、心臓病や高血圧のリスクを軽減するといわれています。

 

皮膚と被毛の健康

オメガ-3脂肪酸は、皮膚の乾燥やかゆみを和らげ、皮膚のバリア機能を強化するため、犬の皮膚や被毛の健康にも効果的です。 特に、アレルギー性皮膚炎や乾燥肌に悩む犬に良いとされています。

 

免疫力の向上

DHAとEPAは、犬の免疫システムを強化し、病気に対する抵抗力を高める効果があります。抗炎症作用と恐ろしいことで、慢性疾患や免疫系の問題を軽減する助けにもなります。

 

目の健康

DHAは、目の健康維持にも最適です。 特に網膜の発達に重要で、視覚機能の維持に効果があります。

 

シニア食 DHA・EPA配合の原材料

鶏胸肉、豚心臓、野菜類(じゃがいも、人参、グリンピース)、鶏内臓、砂糖、EPA・DHA含有精製魚油、増粘安定剤(増粘多糖類)、ミネラル類(Ca、P、Zn、Fe、Cu、Mn、I、Se)、ビタミン類(E、B1、B12、D)

鶏肉などのたんぱく質に、ミネラル類、ビタミン類がバランスよく配合さrています。着色料・発色剤無添加。

 

シニア食 DHA・EPA配合の成分

粗たん白質9.0%以上、粗脂肪2.5%以上、粗繊維0.5%以下、粗灰分2.0%以下、水分88.0%以下、ナトリウム0.15%以下、代謝エネルギー70kcal/100g

 

缶詰ということもあり、たんぱく質量が少ないのが気になりますね。犬は年をとっても成犬と同じかそれに近いたんぱく質量を摂取するのが理想なので、ドライフードとの併用をおすすめします。

 

 

シニア食 乳酸菌・オリゴ糖配合

デビフの缶詰シニア乳酸菌・オリゴ糖配合

 

鶏胸肉、豚心臓、鶏レバーをベースに、すりおろした野菜(じゃがいも、人参、グリンピース)を加え、高齢犬にも食べやすいやわらかさに仕上げた総合栄養食です。

 

乳酸菌やオリゴ糖は消化器系の健康をサポートし、全体的な体調改善に役立つ成分です。 特に、年齢とともに弱まる消化機能や免疫力を強化する効果が期待できます。

 

乳酸菌・オリゴ糖の働き
消化機能の改善

乳酸菌は善玉菌を増やし腸内環境を整える働きがあります。 特に、老犬は若い犬に比べて腸の鈍くなりがちで、消化不良や便秘を起こしやすくなるため、乳酸菌の働きが大切になるのです。

 

免疫力の向上

腸内には多くの免疫細胞が存在し、腸内環境が整うことで免疫力が向上します。 乳酸菌が腸内のバランスを改善することで、老犬の免疫システムをサポートします。

 

シニア食 乳酸菌・オリゴ糖配合の原材料

鶏胸肉、豚心臓、野菜類(じゃがいも、人参、グリンピース)、鶏内臓、砂糖、EPA・DHA含有精製魚油、オリゴ糖、乳酸菌、増粘安定剤(増粘多糖類)、ミネラル類(Ca、P、Zn、Fe、Cu、Mn、I、Se)、ビタミン類(E、B1、B12、D)

 

乳酸菌とオリゴ糖以外はDHA・EPAと同じ内容になります。着色料・発色剤無添加。

 

シニア食 乳酸菌・オリゴ糖配合の成分

粗たん白質9.0%以上、粗脂肪2.5%以上、粗繊維0.5%以下、粗灰分2.0%以下、水分88.0%以下、ナトリウム0.15%以下、代謝エネルギー70kcal/100g

 

こちらも、カロリーの他、主要成分はDHA・EPA配合タイプと同じですね。たんぱく質量が少ないこと以外は、脂質も標準値ですので安心して与えられます。

 

 

シニア食 グルコサミン・コンドロイチン配合

デビフの缶詰グルコサミン・コンドロイチン配合

 

鶏胸肉、豚心臓、鶏レバーをベースに、すりおろした野菜(じゃがいも、人参、グリンピース)を加え、高齢犬にも食べやすいやわらかさに仕上げた総合栄養食です。

 

グルコサミン・コンドロイチンには関節の軟骨や周囲組織を保護し、老化による関節の劣化を遅らせる効果があります。

 

グルコサミン・コンドロイチンの働き
関節の保護と修復

グルコサミンは、軟骨の構成要素であるグリコサミノグリカンの生成を助ける成分です。老犬になると、体内でのグルコサミンの生成量が減少し、軟骨のすり減りや関節の痛みが起こります。
グルコサミンを定期的にを摂取することで、関節の修復を促進し、関節をゆっくりと進める効果があります。

 

軟骨の維持

コンドロイチンは、軟骨に水分を保持させる働きを持っています。 これにより、軟骨の弾力性が維持され、関節がスムーズに動くようになります。
コンドロイチンは、軟骨の分解を抑制するだけでなく、新しい軟骨の生成をサポートすることで、老犬の関節の摩耗を遅らせます。

関節痛の軽減

グルコサミンとコンドロイチンの組み合わせは、関節の炎症を軽減し、痛みを和らげる効果があります。 特に、老犬が関節炎や変形性関節症などの関節の問題を抱えている場合、運動機能を改善するのに役立ちます。

 

関節の動きと柔軟性の向上

老犬は年齢とともに関節の弾力性が低下し、、硬直や痛みを感じることが多くなります。 グルコサミンとコンドロイチンは、関節の可動域を改善し、よりスムーズな動きをサポートします。

 

運動量の増加と生活の質の向上

グルコサミン・コンドロイチンの摂取により、関節の痛みが軽減され動きが楽になることで、老犬の運動量が増加することが期待されます。

 

これにより、筋力や体力の維持が可能となり、全体的な健康状態が向上します。運動ができるようになることで、老犬の精神的な満足感もあり、生活の質が向上します。

 

予防効果

グルコサミンとコンドロイチンは、すでに関節に問題がある犬だけでなく、予防的に使用することも効果的です。関節が悪化する前に摂取しておくことで、軟骨の摩耗を予防することができます。

 

シニア食 グルコサミン・コンドロイチン配合の原材料

鶏胸肉、豚心臓、野菜類(じゃがいも、人参、グリンピース)、鶏内臓、砂糖、EPA・DHA含有精製魚油、コンドロイチン蛋白複合体、グルコサミン塩酸塩、増粘安定剤(増粘多糖類)、ミネラル類(Ca、P、Zn、Fe、Cu、Mn、I、Se)、ビタミン類(E、B1、B12、D)

 

乳酸菌・オリゴ糖同様、DHAとEPAも配合されています。着色料・発色剤無添加。

 

シニア食 グルコサミン・コンドロイチン配合の成分

粗たん白質9.0%以上、粗脂肪2.5%以上、粗繊維0.5%以下、粗灰分2.0%以下、水分88.0%以下、ナトリウム0.15%以下、代謝エネルギー70kcal/100g

 

DHA・EPA配合缶詰、乳酸菌・オリゴ糖缶詰と同じ内容になっています。グルコサミン・コンドロイチンのサプリメントを別に摂取する必要がないので便利ですね。

 

 

DHA・EPA、乳酸菌・オリゴ糖、グルコサミン・コンドロイチンすべて含まれるお得なシニアセットもあります。

 

デビフの缶詰の安全性と発がん性物質

デビフの缶詰に使用されている発がん性物質

デビフの缶詰には一部、発がん性が疑われている亜硝酸ナトリウムが使われている商品があります。

 

発がん性物質亜硝酸ナトリウムとは

亜硝酸ナトリウムは、肉製品が酸化するのを防ぎ、保存性を高めると同時に、肉をピンク色に美しく発色させるために使用されている物質。

 

しかしながら、過剰摂取すると、メトヘモグロビン血症という酸素を運ぶ能力が低下する病気を引き起こすリスクがあります。

 

また、ドッグフードに含まれる亜硝酸ナトリウムが体内でアミンと反応すると、発がん性物質であるニトロソアミンが生成される可能性が指摘されています

 

亜硝酸ナトリウムは一部、人間が食べるものにも含まれています。

 

亜硝酸ナトリウムが含まれる食品一覧

着色剤としてハム・ソーセージ(ウィンナー)などの食肉製品、いくら、たらこ(明太子)、すじこなどの魚卵などに使用されています。
商品名は割愛しますが、多くの商品で使用されています。

 

発がん性物質亜硝酸ナトリウムの影響

犬に亜硝酸ナトリウムを過剰に与え続けた場合、以下のような悪影響を及ぼすことが考えられます。

 

メトヘモグロビン血症のリスク

亜硝酸ナトリウムは体内で代謝されると、酸素を運ぶ役割のあるヘモグロビンをメトヘモグロビンに変えてしまう事があります。これは特に小型犬や健康状態があまり良くない犬に関してリスクが懸念されます。

 

発がん性のリスク

亜硝酸ナトリウムは胃や腸内で他の物質と反応して、発がん性のあるニトロソアミンを生成する可能性があり、これにより、腸や胃のがんのリスクが向上する可能性があります。

 

肝臓や腎臓への負担

亜硝酸ナトリウムは胃腸への刺激が強いことに加えて、肝臓にも悪影響を与える可能性があります。マウスでの実験ではありますが、肝臓内の鉄分量を減らすことも分かっています。

 

特に高齢者の犬や、既に肝臓や腎臓に問題を抱えている犬にとっては負担が大きいため、臓器の機能がさらに悪化する可能性があります。

 

アレルギー反応のきっかけ

亜硝酸ナトリウムは一部の犬にアレルギー反応を起こすことがあり、皮膚炎、かゆみ、消化不良といった症状を伴う場合があります。

 

特に敏感な犬種や体質的にアレルギーが出やすい犬は、定期的に摂取することで慢性的な炎症や免疫系の過剰反応を示すことがあります。

 

免疫力の低下

継続的な添加物摂取は、犬の免疫力を低下させる原因になることがあります。 亜硝酸ナトリウムが体内で分解される過程で生じる酸化ストレスが、免疫細胞の働きを阻害し、感染症などの病気への抵抗力が低下することが考えられます。

 

発がん性物質が含まれるデビフの商品名

 

デビフの商品で、発がん性物質が疑われている亜硝酸ナトリウムが使用されている商品は以下になります。

・ひな鶏の水煮野菜入り150g缶
・ささみの角切り150g缶
・牛肉ミンチ65g缶
・豚肉ミンチ65g缶
・馬肉ミンチ65g缶

 

毎日与えたとしても量を守っていれば安全性について心配するほどのことではありませんが、気になる場合は他の商品をおすすめします。


デビフの缶詰よくある質問

デビフの缶詰についてよくある質問とその回答をまとめました。これから与えようと考えている方はぜひ参考にしていただければと思います。

 

今与えているドッグフードに混ぜてもいいですか?

デビフの缶詰には、総合栄養食と栄養補完色があります。総合栄養食は新鮮な水と一緒に与えるだけで、犬にとって必要な栄養素を補うことができるものとされています。

 

一方、栄養補完食は、食欲増進や水分補給、カロリーの補給を目的として与えるものになります。

 

適量であれば、どちらを混ぜても良いですが、「ドライフードを食べなくなった」という理由で与える場合には、嗜好性が高い栄養補完食をおすすめします。

 

デビフの缶詰の栄養補完食
牛肉の角切り、ささみの角切り、ひな鶏レバーの水煮野菜入り、ひな鶏レバーの水煮など。

 

デビフの缶詰を与えると塩分のとりすぎにはなりませんか?

デビフの缶詰に塩分は含まれていますが、それを与えたことで塩分過多になったしまうということはありません。

 

適量を守って与えれば問題なしなので安心してください。

 

 

デビフの缶詰を主食にしても良いですか?

デビフの缶詰の中でも総合栄養食は、犬に必要な栄養素がバランスよく含まれているので主食にすることは可能です。

 

しかしながら、デビフに限らず缶詰には「歯周病などの口腔トラブルが発生しやすくなる」「香りや味が濃厚で偏食につながる」「消化器に負担をかける」などといったデメリットがあるため、主食には向いていません。

 

ひな鶏レバーの水煮を与え続けてもいいの?

鶏レバーには蓄積性のあるビタミンAが含まれているため、心配する飼い主さんも多いですが、給餌量を守っていれば中毒を起こすことはないのでそこまで心配する必要はありません。

 

ちなみにビタミンAの中毒症状として、骨や関節の異常、食欲不振、無気力、嘔吐、体重減少などがあります。

 

ビタミンAに限ったことではありませんが、アレルギーを起こす可能性もゼロではないので、最初に与えるときは様子を見るようにしてください。

 

また、毎日与えると蓄積が心配なので、与える際は、1~2週間を目安にすることをおすすめします。

 

デビフの缶詰は冷凍してもいいの?

デビフで公式に明示しているわけではありませんが、一般的に犬用の缶詰は冷凍可能です。与える量分を小分けにしてジップロックなどの密閉容器で保存しておけばOKです。

 

冷凍期限は1ヶ月、解凍後はすぐに与えるようにすれば風味も落ちず、ワンちゃんもしっかりと食べてくれます。

 

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