ラブラドールレトリバーは、明るくて人懐っこく、家族思いな大型犬。そんな愛すべき存在ですが、太りやすさや抜け毛の多さには注意が必要です。平均寿命は10~14歳ほど。長く元気に過ごしてもらうためには、毎日の食事選びがとても大切です。
このページでは、ラブラドールに合ったおすすめドッグフードや、抜け毛・服の悩みに役立つ情報をわかりやすくご紹介します。
ラブラドールレトリバーは活発で愛情深く、誰とでも仲良くなれる人気犬種です。ここでは、その特徴や体質をふまえて、食事の際に注意したいポイントをまとめました。
ラブラドールは中型〜大型サイズで、がっしりとした体格と水をはじくダブルコートが特徴です。活発で人懐っこく、盲導犬や災害救助犬としても活躍するほど賢くて従順な性格の持ち主。家族の一員としても信頼できる存在です。
ただし食欲が旺盛な傾向があるため、運動不足や食べすぎから体重が増えやすい点には要注意。皮膚や被毛の健康も食事に左右されやすいので、日頃のフード選びが重要になります。
ラブラドールは以下のような病気にかかりやすいとされています。
股関節形成不全・肘関節形成不全
肥満
進行性網膜萎縮症や白内障などの眼病
胃拡張・胃捻転症候群
食物アレルギーや皮膚トラブル
心疾患(僧帽弁閉鎖不全など)
こうしたリスクに対応できる栄養バランスを意識したフードを選ぶことが、健康寿命を延ばすカギになります。
ラブラドールは活動量が多い一方で、つい食べ過ぎてしまうことが多い犬種です。特にシニア期になると代謝が落ち、体重が増えやすくなります。体重オーバーは、股関節や肘への負担を大きくし、関節疾患のリスクを高める原因にも。
そのため、高たんぱく・低脂肪・関節ケア成分入りのドッグフードを取り入れ、日々の運動とあわせた体型管理が大切です。
また、フードだけでなく間食も体重管理のカギになります。与え方や選び方を工夫することで、健康的なおやつ習慣も可能です。👉 犬の間食におすすめのおやつと避けるべき食材
ラブラドールは、関節・体重・皮膚のケアが大切な犬種です。ここでは、ラブラドールの体質や性格に合ったドッグフードを厳選して3つご紹介します。ぜひフード選びの参考にしてください。
カナガンは、関節の健康をサポートするグルコサミン・コンドロイチン・MSMを配合したプレミアムフード。さらにアレルギー対策として、単一たんぱく源(チキン)を使用し、穀物は一切不使用。被毛や皮膚の健康を支えるオメガ3脂肪酸も豊富で、抜け毛対策にも役立ちます。
ラブラドールのように関節への負担が大きくなりやすい大型犬にとって、まさに心強いフードといえるでしょう。香料・着色料も不使用で、添加物が気になる方にもおすすめです。
ネルソンズは、中~大型犬の体格やライフスタイルを考えて作られた高たんぱく・大容量タイプのドッグフードです。グルコサミンやタウリンなど、関節・心臓の健康を支える栄養素がしっかり含まれており、活動的なラブラドールにぴったり。
また、食物繊維も豊富で満腹感を得やすく、肥満予防にも効果的。マンナンオリゴ糖・フラクトオリゴ糖などの腸内環境を整える成分も含まれており、お腹の調子を整えながら健康をサポートしてくれます。
モグワンは、チキンとサーモンを56%以上使用した高嗜好性フードで、食いつきにムラのあるラブラドールにもおすすめ。オメガ3・6脂肪酸やグルコサミンなど、関節・皮膚・心臓ケアをバランス良くカバーしています。
香料・着色料・合成保存料は一切不使用。さらに、消化にやさしい原材料を使っており、胃腸のトラブルにも配慮されています。日常的に健康を気づかいながら、美味しく食べられるフードとして人気です。
ラブラドールレトリバーは短毛ですが、実は抜け毛がとても多い犬種。特に換毛期には「こんなに!?」と驚くほど毛が舞います。ここでは、被毛の健康を保ちつつ、抜け毛を抑えるためのポイントをご紹介します。
毛並みや皮膚の状態は、毎日の食事に大きく左右されます。オメガ3脂肪酸(サーモンオイルなど)やビタミンE、亜鉛などがしっかり摂れるドッグフードを選ぶことで、被毛のツヤや皮膚のうるおいを保つことができます。
また、アレルギー体質のラブラドールには、グレインフリーや単一たんぱく源のフードを選ぶと皮膚トラブルのリスクを抑えやすくなります。内側からケアする食事管理が、抜け毛対策の第一歩です。
抜け毛を完全に防ぐことはできませんが、こまめなブラッシングと掃除でうまくコントロールできます。特に換毛期は、毎日のブラッシングが理想的。リッカーブラシやファーミネーターなどの専用ブラシを使うと、アンダーコートまでしっかりお手入れできます。
さらに、床や家具に毛がたまらないよう、空気清浄機やコロコロ、ロボット掃除機なども上手に活用しましょう。お部屋がすっきりすると、気持ちよくラブラドールとの時間を過ごせますよ。
「ラブラドールに服って必要?」と疑問に思う方も多いかもしれません。実は、季節や体調によっては犬服が大きな助けになることも。ここでは、犬服のメリットやおすすめのショップ情報もあわせてご紹介します。
ラブラドールはダブルコートを持っているため、寒さに比較的強い犬種です。ただし、長時間の冬の散歩や雪の日、冷たい雨に濡れる場合は、体温の低下を防ぐために防寒コートやレインコートの着用が有効です。
一方、暑さにはやや弱く、夏場は熱中症リスクも。通気性の良いクールウェアや冷却ベストを着せることで、体温調節をサポートできます。
また、皮膚トラブルや術後の保護としても犬服は役立つ場面があり、必ずしもオシャレ目的だけではないということを覚えておきましょう。
大型犬の服選びはサイズ感が難しいですが、大型犬にも対応した信頼のあるショップを選べば安心です。ここでは、ラブラドールにもぴったりの犬服を扱う人気ブランドを2つご紹介します。
BEAMS DESIGNやLOGOSとのコラボなど、おしゃれで機能的な犬服を幅広く展開。全ブランドで統一されたサイズ規格を採用しており、ラブラドールのような大型犬でも通販で選びやすいのが魅力です。
機能性・着心地にこだわったオリジナルドッグウェアの人気店。ドッグスリングや術後服なども扱っており、大型犬の体型にも配慮された作りでリピーターが多いのも納得の品質です。
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ラブラドールの食事量はどれくらいが適切?
ラブラドールは体重が25〜35kgほどあるため、1日あたり300g〜450g程度のフードが目安です。ただし、年齢や運動量、フードのカロリー密度によっても変わります。袋に記載された給与量を参考に、太りすぎないよう体型を見ながら調整しましょう。
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太りやすい体質への対策はある?
ラブラドールは食欲旺盛で、少し油断するとすぐに体重が増えてしまいます。フードは低脂肪・高たんぱく・満腹感が得られやすいものを選ぶのがポイント。間食のしすぎや運動不足にも注意し、毎日の体重チェックやウエストラインの確認も大切です。
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服を着せると嫌がります。どうすれば?
初めての服に慣れていないだけかもしれません。まずは短時間の着用から始め、褒めながら少しずつ慣れさせてあげましょう。
サイズが合っていない、締めつけが強い、素材がチクチクするなど、不快の原因がないか確認することも大切です。無理に着せず、愛犬のペースに合わせてくださいね。
ラブラドールレトリバーは、明るくて賢く、家族の中心的な存在になってくれる魅力的な犬種です。その一方で、太りやすい体質や関節への負担、皮膚や被毛のトラブルなどに気を配る必要があります。
こうした特性に合わせたドッグフードを選ぶことで、病気を予防しながら健康寿命をのばすサポートができます。また、季節や体調に応じた犬服の活用や、抜け毛対策もラブラドールとの快適な暮らしに欠かせないポイントです。
今回ご紹介したフードやアイテムを参考にしながら、ぜひ愛犬にぴったりのごはんとケア方法を見つけてあげてください。毎日の食事が、ラブラドールの笑顔と元気を守る大きな力になりますよ。