ミックス犬は、異なる純血種同士を交配して生まれた子犬のことを指します。基本的には雑種と同じですが、ペットショップでは違いを明らかにするために、「純血種×純血種」のみをミックスとして販売しています。
2種の犬種のいい部分を受け継ぎやすいことから人気のあるミックス犬ですが、その中でも特に人気の犬種や寿命、かかりやすい病気について詳しく見ていきたいと思います。
ミックス犬は個々の犬ごとに独自の外見や性格を持っているため、その多様性が飼い主にとって魅力的な要素となります。特定の犬種のスタンダードに縛られることなく、自分にぴったりの相棒を見つけることができます。
ミックス犬には様々な種類がありますがその中でも人気の犬種をご紹介。ミックス犬好きな方50人に一人一犬で投票してもらい、結果をランキングにしました。
マルプーは、マルチーズとトイプードルを親に持つミックス犬です。愛らしい見た目と社交的な性格で人気があります。
くるくるした毛並みと、くりくりした目が可愛いから好き。以前見かけた子が、毛並みの色がやわらかくて綺麗で、まるでぬいぐるみみたい!っていう可愛さだった。小さな体のポテポテした動きが可愛らしくて一目で好きになりました。
ふわふわとした毛並みに、まるでぬいぐるみのようなまんまるのおめめと垂れ耳がとてもかわいく、きゅんきゅんします。
また、大型犬が苦手なのですが小型で甘えん坊なところが大好きです。白系の色の犬が好きなので好みにぴったりです。
外見 | 個体によって異なりますが、一般的に丸い顔立ちで、クリクリとした目が印象的です。 毛質は、マルチーズの緩やかな被毛とトイプードルのカールした被毛を受け継ぎ、柔らかくふわふわな毛が特徴です。毛色も豊富で、ホワイトクリームやブラウン、アプリコットなど様々な色合いが見られます。 |
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性格 | マルプーは、飼い主に対して非常に愛情深く、甘えん坊で人懐っこい性格です。 また、マルチーズとトイプードルから受け継いだ賢さや社交性があり、しつけやすいです。 他のペットや子どもにも比較的優しいですで、多くの家庭に適しています。 |
マルプーの被毛は絡まりやすいため、こまめなブラッシングが必要です。 定期的にトリミングすることで、美しい見た目と衛生面のケアを両立できます。 抜け毛が少ないため、アレルギー体質の方にもおすすめです。
マルプーは小型犬であるため、膝蓋骨脱臼や歯周病といった健康リスクに注意が必要です。 特に膝のケアには気を配り、適度な運動と体重管理が大切です。歯磨きを敵機的に行うことで、歯の健康を長く守ることができます。
小柄な体格ですが、遊び好きでエネルギッシュです。毎日の散歩や家の中での遊びを取り入れることで、ストレス発散や健康維持に役立ちます。知的な刺激も大切で、知育玩具などで脳を使った遊びも効果的です。
マルプーは賢く、飼い主の指示を理解しやすい犬種です。 基本的なコマンドやトイレトレーニングなども比較的簡単に覚えますが、早いうちから社会化やルールの徹底が大切です。
チワプーは、チワワとトイプードルを親に持つミックス犬です。それぞれの特徴を受け継ぎ、個性的で、可愛い外見や賢い性格が魅力です。
愛玩犬として定着しているだけでなく、からだ全体が丸っこいイメージがとにかく好きです。また茶系の色合いが見事にミックスされていることから、ちょこんと立っている姿は非常に可愛らしい存在だと個人的には感じています。
トイプードルの賢さとチワワの愛嬌が絶妙に融合していて、非常にフレンドリーで飼いやすい点が魅力的だからです。さらに、毛が比較的抜けにくく、アレルギーを持つ人にも飼いやすいという点も大きなポイント。小さくて可愛らしい外見に加え、活発で遊び好きな性格が、毎日一緒に過ごす楽しみを増してくれそうです。
外見 | チワプーは、体重2〜6kg、体高20〜30cm程度の犬です。 被毛はチワワの短毛・長毛とプードルのカールした小型毛の影響を受け、直毛から巻き毛まで様々です。毛色も、ブラウン、ブラック、アプリコットなど多様です。耳の形も立ち耳や垂れ耳、その中間の形状とクリーム色まで多岐にわたります。 |
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性格 | チワワの警戒心の強いさとプードルの賢さ・視野を併せ持つことが多いです。しつけが比較的スムーズに進むのも一つの特徴です。 なお、健康面ではチワワ由来の膝蓋骨脱臼やプードル由来の皮膚トラブルに注意が必要です。 また、小型犬特有の歯周病にも気を配る必要があります。 |
室内飼育が基本です。 彼らは寒さに弱いので、冬場は暖房やブランケットで保温してあげましょう。小型犬なので狭いスペースでも快適に過ごせますが、運動不足にならないよう室内で遊べるスペースを確保してください。
小型犬用のフードを選んで、1日2〜3回に分けて与えます。成長期、成犬、シニア期ごとに必要な栄養が異なるため、ライフステージに合ったフードを選びましょう。おやつは与えすぎに注意し、体重管理を徹底します。
毎日の散歩は短時間でOKですが、適度な運動が必要です。15〜30分程度の散歩や室内でのボール遊びがおすすめです。知育玩具を活用すると、彼らの賢さを養いながらストレス解消にもつながります。
チワプーは賢いため、しつけやトレーニングが得意です。 特に、トイレトレーニングや無駄吠えの対策は早めに取り組みましょう。子犬の頃から他の犬や人との交流を増やし、社会性を養うと良いでしょう。
毛が絡みやすい場合があるので、毎日のブラッシングが必要です。毛が短いタイプでも定期的なケアを怠らないようにしましょう。2〜3ヶ月に1回程度、プロのトリマーに依頼してトリミングを行うのがおすすめです。
定期的な健康診断を行うようにしましょう。歯磨きを習慣化することで、歯周病を予防します。
甘えん坊な性格から、長時間の留守番にストレスを感じることがあります。 留守番の練習を早めに始めたり、音楽をかけて安心させる工夫が必要です。
プードルの遺伝によりアレルギー反応を起こしにくい場合もありますが、安心ではありません。 家族に犬アレルギーの方がいる場合は事前に確認してください。
ポメプーは、ポメラニアンとトイプードルを掛け合わせたミックス犬で、両親から受け継いだ魅力たっぷりと詰まった犬種です。ふわふわの被毛や人懐っこい性格、賢さなど、飼い主を魅了する要素が多いことから人気を集めています。
トヨタ、シエンタのCMで無邪気な姿を見てひとめぼれしました。今まで見た犬の中で一番かわいいと思います。くりくりした愛らしい目と、元気に走り回るところに魅力的だと思います。一度見たら忘れられません。人懐っこいところも好きです。
ポメプーを飼っています。トイプードルの甘えん坊の性格を受け継いでいて可愛いですし、時にはポメラニアンの元気で活発な性格も感じられるので一緒に過ごしていて飽きません。小さくて軽いので抱っこをしても疲れません。トイプードルのふわふわした巻き毛を触ることでいつも癒され、ポメラニアンのつぶらな瞳でジっと見つめられると何でもしてあげたくなります。
外見 | ポメプーは、ポメラニアンの華やかなふわふわの毛並みとプードルの巻き毛が加わった外見が特徴です。 個体によって毛質や毛色は異なり、クリーム、ブラウン、ブラック、アプリコットなど様々なカラーバリエーションがあります。耳は立ち耳や垂れ耳、またその中間の形になることがあり、見た目にも個性が光ります。 |
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性格 | ポメラニアンの積極的で好奇心旺盛な一面と、プードルの賢さと従順さが組みさり、人懐っこく愛されやすい性格が多いです。遊び好きでエネルギッシュですが、気が強い一面もあるので、しっかりと社会化を進めていくことが重要です。 |
ポメプーは基本的に室内飼育が向いています。小型犬であるため、狭いスペースでも問題ありませんが、慎重に遊べるスペースを確保してあげましょう。
寒さに弱い傾向があるため、冬場は暖かい環境を整えてください。 夏場は熱中症対策を忘れずに行いましょう。
小型犬用の高品質なドッグフードを選び、適量を1日2〜3回に分けて考えることが大切です。体重管理をしっかり行い、肥満を防ぐことが健康維持のポイントです。
15〜30分程度の散歩や、室内でのおもちゃ遊びが効果的です。知育玩具やトリックのトレーニングを取り入れて、賢い性格をのばしましょう。
ポメプーは賢く、しつけを身につけるのは早いですが、頑固な一面が出ることもあります。子犬の頃から他の犬や人との交流を積極的に行い、慎重に進めていきましょう。
毛が絡みやすいため、毎日のブラッシングが必要です。毛の長さや質によっては、2〜3ヶ月に1回のトリミングを行うことで、清潔で健康的な状態を保ちます。また、定期的なシャンプーで皮膚トラブルを予防することができます。
ポメプーの健康を守るために、定期的な診断やワクチン接種を行いましょう。歯周病になりやすいために、毎日の歯磨きを習慣化し、口腔ケアを徹底してください。
ポメプーは、甘えん坊な性格から長時間の留守番が苦手な場合があるため、留守時間を徐々に長くしたり、安心できる毛布ををセッティングしたりなど工夫をしてあげましょう。
また、毛が抜けにくい傾向があるためアレルギーの方には比較的飼いやすいですが、アレルギー反応が出ないとは限りません。 家族にアレルギー体質の方がいる場合は、事前に獣医師に相談することをおすすめします。
チワックスは、チワワとダックスフンドを掛け合わせたミックス犬で、その個性的な外見と性格が注目されています。 チワックスは、それぞれの親犬から受け継いだ特徴が絶妙に組み合わさり、家庭犬としても非常に適しています。
自分はトリマーの仕事をしているのですが、チワックスを飼っているお客さんがいらっしゃって、その子を担当した時にチワワの丸い頭とダックスの胴長短足な感じが絶妙なバランスでとても可愛く、性格も明るく元気で可愛かったので好きになりました。
とにかく外見がまず可愛いです。眉毛が麻呂みたいでそこが特に可愛いらしく、さらに胴長でありながら短足なところもチャーミングです。それから性格も我儘でありながらも人懐っこいところもあって癒されます。そして寂しさを感じると飼い主にクンクンとアピールしてくるところも好きです。さらによくお腹をみせて触ってアピールしてくるところも可愛いくて癒されます。
外見 |
個体差が大きいですが、チワワの小さな体格とダックスフンドの胴の長いシルエットを組み合わせた姿が特徴です。 体重は2〜5kg、体高は15〜25cm程度が一般的で、チワワ寄りの小柄なや体型、ダックスフンド寄りのややがっしりした体型になることがあります。
被毛は短毛から長毛まで幅があり、毛色もブラック、ブラウン、クリーム、ホワイトなど多彩です。耳は立ち耳、垂れ耳、またはその中間の形になる場合があります。 |
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性格 | チワックスは、チワワの愛嬌のある性格とダックスフンドの慎重さを併せ持つことが多いです。頑固な一面が出ることもあります。 |
チワックスは小型犬のため、室内飼育が基本です。 前向きな性格なので、家の中で自由に動けるスペースを確保すると良いでしょう。
胴が長いため、ソファやベッドなどの高い場所への昇り降りは苦手です。椎間板ヘルニアの予防のためにステップを設置するなどの工夫が必要です。
小型犬用の高品質なドッグフードを選ぶ、適量を考えることが重要です。チワックスは肥満になりやすい体質のため、おやつの量をコントロールし、体重管理を徹底してください。
ダックスフンド譲りのエネルギッシュさを持つため、そこそこな運動が必要です。 1日2回程度、20〜30分の散歩を心がけましょう。急な動きは苦手なのでウォーミングアップを行うことをおすすめします。知育玩具を使った室内遊びも有効です。
チワックスは賢く、人とのコミュニケーションが得意でありながら、頑固な一面もあるため、継続性のあるしつけが必要です。 特に、無駄な吠えやトイレトレーニングは早めに取り組むことが大切です。
また、子犬のうちから他の犬や人と接触する機会を作り、社交性を養いましょう。
被毛の種類によってケア方法が異なります。短毛の場合は週1〜2回のブラッシングで十分ですが、長毛の場合は絡まりを防ぐために毎日ブラッシングを行いましょう。シャンプーやトリミングも清潔さを保つために必要です。
定期的な健康診断やワクチン接種を行い、健康を維持しましょう。歯周病予防のため、毎日の歯磨きを習慣化してください。椎間板ヘルニアのリスクがあるため、無理な運動や負担がかかる動きには注意しましょう。
ポメチワは、ポメラニアンとチワワを掛け合わせたミックス犬で、その愛らしい外見と親しみやすい性格から多くの人に愛されています。それぞれの親犬の特徴を受け継ぎながら、個体ごとに異なる魅力を持つのが人気の理由です。
毛が長くてフワッフワところがものすごく可愛い。他の犬と比べて上品な感じが見た目的にするところも好きです。大きな黒目がふわっふわの毛の間からきゅるんと覗いでいるのがたまらなく可愛くてぎゅっと抱きしめたくなる。
ポメラニアンの長毛とチワワのクリクリの目が合わさってて、お互いの魅力を両方感じることができる。動物系YouTuberの方の動画でよく見ていて将来犬を飼うならポメチワを飼いたいと思っている。
外見 | 体高は15〜25cm程度、体重は2〜4kgと小柄で抱きやすい体型です。毛色はオレンジ、クリーム、ブラック、ブラウンなど幅広く、親犬の毛色次第でバリエーションが豊富です。 |
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性格 | ポメラニアン譲りのフレンドリーな性格で、初対面の人にも比較的慣れやすい傾向があります。一方で、チワワの警戒心が強さを受け続けている場合があり、未知の人や物音に対して敏感になることがあります。 |
ポメチワは小型犬ですので、室内飼育が基本です。家の中で自由に動けるスペースを確保し、安心できる居場所を作りましょう。
寒さや暑さに弱いため、エアコンなどで温度管理を徹底します。ソファやベッドの昇り降りにはステップを設置して、関節や背骨への負担を軽減してください。
ポメチワは遊び好きですが、小型犬なので運動量はそこまで多くありません。毎日10〜20分程度の散歩を1〜2回で十分です。
室内ではボール遊びや知育玩具を使った軽い運動を取り入れてあげましょう。無理なジャンプや激しい動きは避けることで、関節への負担を軽減します。
被毛のタイプに応じて、ケアの頻度を調整します。長毛の場合は、毎日のブラッシングが必要です。毛玉ができやすいので丁寧にケアしましょう。
短毛の場合には、週に1〜2回程度のブラッシングで十分です。被毛の汚れが気になる場合は、月1回程度シャンプーを行います。
小型犬用の高品質なドッグフードを選び、適量を守ることが重要です。ポメチワは肥満になりやすいため、おやつの与えすぎに注意しましょう。歯の健康を守るために、かためのフードやデンタルガムもおすすめです。
ポメチワは賢く人懐っこい反面、警戒心の強い場合があります。子犬のうちから他の犬や人に慣れさせる「社会化トレーニング」を行いましょう。
吠え癖や分離不安を防ぐため、留守番の練習を短時間から始めます。トイレトレーニングは徹底的に進めて、成功したら褒めてあげることが大切です。
ポメチワは小型犬特有の健康リスクを持つため、定期的な健康診断を受けさせましょう。歯周病予防のため歯磨きを毎日行うことが大切です。フィラリア予防のためワクチン接種も忘れずに行いましょう。
ポメ柴は、ポメラニアンと柴犬を掛け合わせたミックス犬で、ポメラニアンの愛らしさと柴犬の凛々しさが融合した外見と性格が特徴です。 個体ごとに異なる魅力を持ち、それぞれに合わせた飼育スタイルが求められます。
ドラマ『王様に捧ぐ薬指』に出ていたネギ役のりつがかわいくて好きになりました。目はポメラニアン、マズルと耳は柴犬に似ていてとてもかわいらしい顔立ちをしています。顔のかわいさに加えて丸っこい体もかわいくて好きです。
「夜の獣医師ゆってぃー」というYouTubeチャンネルにて、ショート動画で投稿されていたポメ柴の動画がとてもかわいくそれを見て以来虜です。元々柴犬もポメラニアンも大好きなのですが、その2種のかわいいところが絶妙なバランスで混ざっている気がします。
体つきは柴犬ですが毛の長さや形がポメラニアンで、シルエットや目の形から少しポメラニアン要素が強く見えます。でも鼻や雰囲気などもちろん柴犬要素もあり、いいとこ取りといった感じでとてもかわいいです。
外見 |
親のどちらに似ているかで大きく変わりますが、一般的には、体高は25〜35cm、体重は4〜9kg程度で、ポメラニアンよりは大きく、柴犬よりは小さい中型寄りの小型犬に分類されます。
ダブルコートのふわふわした被毛を持つことが多く、柴犬の短毛の質感を受け継ぐ場合もあります。毛色は茶色、黒、クリーム、赤茶など様々です。柴犬の凛とした顔立ちに、ポメラニアン特有の頼りがいがあって、愛らしさと賢さが際立ちます。 |
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性格 |
ポメラニアンと柴犬それぞれの特徴を受け継ぎます。柴犬譲りの忠誠心が強く、飼い主への愛情が深いです。遊び好きでエネルギッシュな性格が多いですが、時々おっとりしている個体も見られます。
柴犬の注意心が影響し、知らない人や環境に対して敏感になることがあります。ポメラニアン由来のフレンドリーさを持つ場合、人や他の動物とも仲良くできます。 |
ポメ柴は活動的な性格のため、十分な運動が必要です。1日2回、それぞれ30分程度の散歩が理想的です。柴犬のような運動能力がある場合、軽いジョギングも楽しめます。
家の中でも遊びや知育玩具を使って、適度な刺激を与えましょう。
ポメ柴は賢く、しつけの吸収が早い一方で、頑固さを見せることもあります。
飼い主の指示を明確にし、成功した際はしっかりと褒めることが重要です。子犬の頃から他の犬や人、様々な環境に慣れさせて、注意心を和らげる訓練もしておきましょう。
ケアポメ柴はダブルコートであるため、抜け毛が多い季節には特にケアが必要です。毎日または週に数回、しっかりブラッシングを行うことで、抜け毛や毛玉を予防できます。
シャンプーは月に1回程度を目安に行い、皮膚の清潔を守ります。春と秋の換毛期には抜け毛の量が増えるため、特に注意してブラッシングを行いましょう。
ポメ柴は運動量に見合った食事量を考えることが大切です。バランスの良い食事がとれるよう、小型犬向けの高品質フードを選びましょう。おやつの与えすぎや運動不足にも注意してください。
ポメ柴は飼い主への依存度が高い傾向があるため、メンタルケアは重要です。分離不安を防ぐため、短時間から留守番の練習を始めます。愛情を持って接し、一緒に過ごす時間を充実させましょう。
ポメ柴の健康を守るために、定期的な健康チェックを行います。
ワクチン接種:定期的な予防接種を忘れずに。
歯磨き:毎日の歯磨きを習慣化して、歯周病を予防します。
動物病院の活用:年に1回は健康診断を受けさせておくと安心です。
ミックス犬を飼育している飼い主さんに、それぞれの特徴や性格などを聞いてみました。
年齢性別 | 3歳オス |
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特徴 | マルチーズのような白っぽくて柔らかい毛並みにプードルのカールがほんのりかかった毛並みが特徴的です。体つきはプードルのような足の長さで、マルチーズのような小ささはうちのコにはあまり感じません。どちらかというとプードルの要素が強いと思います。 |
性格 | 人懐っこくてすぐに尻尾を振ってしまいます。初めて会う他のワンちゃんとも追いかけっこをして遊んだりと活発で、あまり怒ることはありません。お留守番が苦手で寂しがりやでもあるので、誰かと一緒にいることが好きな子です。 |
年齢性別 | オス4歳 |
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特徴 | シーズーとプードルのミックス犬なのですが、どちらかというとシーズーの毛並みや体つきの方が強く出ていると思います。尻尾と耳の一部にプードルのようなパーマの毛質があり、顔つきはまんまるのプードルの目が特徴的です。 |
性格 | 人見知りがあり、初めて会う人やワンちゃんには吠えたり怯えたりすることもあります。ですが、お散歩は大好きで活発だし、ドッグランに行くと尻尾を全力で振りながら思いっきり走り回って、「もっと遊びたい!」と言っているような気がするぐらいです。 |
年齢性別 | 5歳オス |
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特徴 | 顔はダックスの要素の方が強く、まん丸い目と少しとがった鼻が特徴的です。耳はチワワのようなピンと伸びている耳で、体つきはダックスのような長さはなく、足もそれなりに長いので「顔はダックス、身体はチワワ」という特徴があると思います。 |
性格 | 人懐っこく、甘えたがりです。お留守番が苦手で私たちが帰宅すると全力で尻尾を振りながら迎えてくれます。お散歩ももちろん大好きで、「帰るよ」と言わなければずっと走り回っているような活発さが特徴的な元気な子です。 |
年齢性別 | オス3歳 |
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特徴 | ミニチュアピンシャーの遺伝の方が強いように感じます。ピンと立った耳とブラックアンドタンの色合いはミニチュアピンシャーそのものだと思います。一方の毛並みはポメラニアンのようなフワフワしたものが特徴です。 |
性格 |
ワンちゃんにしては珍しいぐらいのインドアな子です。お散歩もオシッコとウンチをするだけで基本的には5分ぐらいで終わりで、あとは家の中で自分だけで遊ぶのが好きです。ドッグランやほかのワンちゃんと遊ぶのも興味がないです。 |
年齢性別 | 3歳メス |
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特徴 | 全体的な色合いと硬い毛質で立っている毛並みは柴犬の遺伝だと思います。ただ顔つきは丸い目や上に大きく立つ耳などはチワワっぽさがあり、柴犬のように「クルンとしたしっぽ」ではないのもチワワの要素なのかな、と思います。 |
性格 | お散歩など外で走り回るのがとにかく好きだし、ほかのワンちゃんたちと一緒の遊ぶのも大好きな活発な子です。人見知りもほとんどせず、かむのはもちろん無駄吠えもほとんどしないので人懐っこい性格だといえると思います。 |
ミックス犬は愛らしい外見で人気がありますが、一部の人々には好まれないこともあります。
・どう考えてもサイズが違う犬種同士を掛け合わせているため犬への負担が心配
・販売目的で交配させるなんて人間のエゴだ
・生態系が壊れる
・毛質が違うタイプの犬を掛け合わせたらお世話が大変そう
・雑種と一緒なので血統書がなく価値が下がる
・犬種2種の短所のみ受け継いで見た目が悪くなると逆に売れないのでは?
・病気がちで寿命が短いイメージがある
・脚長の犬種とダックスフントの掛け合わせを見たとき不気味だったから
ミックス犬が可愛いと思われる一方で、ペットショップでの売買目的のためだけに交配されることが多いため、その点に対する懸念もあります。
私自身、ミックス犬はかわいいと思うのですが、犬種ごとに異なるイメージや固定観念を持つ人々からは、ミックス犬の外見が不気味に感じられることもあるようです。
ただし、ミックス犬が健康上の問題を抱えやすいとは限りません。遺伝子の組み合わせによっては、純血種よりも健康であることもあります。
また、寿命についても、小型犬で13~15歳、中型犬で12~14歳、大型犬で10~12歳程度で、適切なケアを受ければミックス犬の寿命は純血種と同様であり、短命であるということはありません。
ミックス犬の健康は、親の持つ遺伝子によって影響を受けます。両親が健康であれば、子犬も健康な傾向がありますが、親の遺伝子に問題がある場合、それが子犬にも受け継がれる可能性があります。
実際には、飼ってみないとわからない側面もありますが、ほとんどの場合、ミックス犬は親よりも長生きする傾向にあります。
簡単ではありますが小型犬中型犬大型犬のかかりやすい病気をご紹介します。
小型~中型 | 歯周病、低血糖症、肺気腫、水頭症、僧帽弁閉鎖不全症(僧帽弁逆流症、鼠経ヘルニア、膝蓋骨脱臼、レッグペルテス病、関節リウマチ、気管虚脱など。 |
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中型~大型 | 拡張型心筋症などの心臓病、股関節形成不全や前十字靭帯断裂などの関節疾患、胃拡張・胃捻転症候群など。 |
小型~中型犬、中型~大型犬と大きく分けましたが、その中でも犬種によってかかりやすい病気は違います。犬種別のかかりやすい病気については別の記事でまとめていますので気になる方は参考にしていただければと思います。
ミックス犬の健康維持を考えた場合、両方の親がそれぞれかかりやすい病気を事前にチェックしておくと安心できます。
例えば、ミニチュアダックスとポメラニアンのミックス犬の場合、それぞれの遺伝要素をみるとちょっと気になることがあります。
例えば、ミニチュアダックスフンドとポメラニアンのミックスでは、それぞれがかかりやすい病気があります。ミニチュアダックスフンドはヘルニアや心臓病になりやすい一方、ポメラニアンは肥満になりやすい傾向があります。
このため、ヘルニアや心臓疾患に注意しながら、肥満を予防することが大切になります。
もちろん、ダックスフンド×ポメラニアンだけではなく、どんな掛け合わせでもメリット・デメリットは存在します。両方の親の特徴やかかりやすい病気をチェックし、飼育環境や食生活の改善に活かしましょう。