高いドッグフードは本当に違う?値段と品質の意外な関係を徹底解説

愛犬ごはんノート編集部
愛犬ごはんノート編集部

「ドッグフードって高いほどいいの?」


お店やネットでさまざまなフードを見かける中で、そんな疑問を抱いたことはありませんか?高いフードにはそれなりの理由があると聞くけれど、実際の違いや本当に必要なのかはわかりにくいものです。


この記事では、ドッグフードの価格差の背景や原材料・製法の違いをわかりやすく解説します。あわせて、価格帯ごとのおすすめ商品や選び方のコツもご紹介。愛犬にぴったりのフード選びに役立ててください。



高いドッグフードはなぜ高い?理由と背景を解説

高額なドッグフードには、しっかりとした理由があります。ただ価格が高いだけではなく、その背景には原材料や製造方法へのこだわりがあることが多いです。ではまず、なぜ高額になるのかを具体的に見ていきましょう。


🥕 高品質な原材料が使われているから


高額なドッグフードでは、ヒューマングレードの肉や魚、新鮮な野菜や果物など、人が食べられるほどの品質の原材料が使われることが多くあります。


また、副産物や不明な動物性油脂などを使わないことで安全性が高まり、信頼できるフードへとつながっています。こうしたこだわりが価格に反映されているのです。


📦 製造や安全性へのコストがかかっているから


高額フードの多くは、少量生産で丁寧に製造されたり、製造過程での品質管理を徹底していたりするため、コストがかかる傾向にあります。


また、人工保存料や着色料を使わず自然な素材だけで仕上げる製法には、手間とコストが必要です。こうした点が、価格の高さにつながっています。


一方で、缶詰フードも高価なものがたくさんありますが、保存や栄養バランスの面では気をつけたいポイントもあります。
缶詰だけの食事はダメ?メリットと注意点を詳しく解説 >>

高いドッグフードと安いフードの違いとは?

ドッグフードは価格帯によって、原材料や製造方法、栄養設計などに明確な違いが見られます。ここでは、安価なフードと高額フードの違いをわかりやすく解説していきます。価格だけでは見えない「中身の違い」に注目してみましょう。


📋 原材料の質や情報開示に差がある


安価なドッグフードでは、主原料に穀物が多く使われていたり、肉の部位がはっきりしない「ミール」や「副産物」が使用されていたりすることが少なくありません。また、原材料の表示があいまいなケースもあります。


一方で高額なフードは、原材料の内容や産地をしっかり開示していることが多く、安心感が得られるのが大きな違いです。


安価なフードには酸化防止剤や保存料などの発がん性が懸念される添加物が使われているケースもあります。詳しくはこちらの記事で解説しています。


👉 犬のドッグフードに含まれる発がん性物質とは?


🧪 栄養の吸収効率や目的別設計が異なる


価格の安いフードは、必要な栄養素を「とにかく足す」という考えで設計されることがありますが、体にしっかり吸収されるかどうかまでは考慮されていないこともあります


高額なフードは、子犬・シニア犬・アレルギー体質など、それぞれの犬の状態に合わせて設計されており、健康維持や体調管理を重視したつくりになっているのが特徴です。

価格帯で変わるフードの質と特徴を比較

ドッグフードの価格はさまざまですが、安価なものと高額なものとでは、どのような違いがあるのでしょうか?ここでは、価格帯ごとにどのような特徴があるのかを整理しながら、それぞれの良さや注意点について見ていきましょう。


📊 価格帯と特徴の比較表(目安)

価格帯(1kgあたり) 特徴
~500円未満 穀物が主原料/添加物が多め/原材料表示が曖昧な場合も
500円〜1,500円 栄養バランスは良好/市販モデルが中心/一部で無添加志向あり
1,500円〜2,500円 プレミアムフードに多い価格帯/品質・安全性のバランスが取れている
2,500円以上 原材料に徹底したこだわり/ヒューマングレード/少量生産タイプも多い


💰 500円未満の超低価格帯はコスパ重視向け


この価格帯は、大量生産や長期保存に適した作りがされており、穀物が主原料となることが多いです。副産物や人工添加物が含まれているケースも多く、価格の安さが優先されている印象が強いです


コスパは良いですが、体質に合わないと健康面での不安が出ることもあります。


低価格帯では、愛犬元気などが広く流通しており、コストを抑えながらも必要な栄養をカバーできます。
コスパ重視の代表格・愛犬元気の詳細はこちら


💰 中価格帯(1,000円前後)は選択肢が豊富


市販されているドッグフードの多くがこの価格帯にあり、品質や成分のバランスを取りつつ、ある程度のコスト抑制も図られています。


無添加やグレインフリーなどの特徴を持つ商品も出てきており、比較的選びやすい層だと言えます。原材料表示をよく確認することが大切です。


💰 2,000円以上はプレミアム品質を求める層に


この価格帯になると、ヒューマングレードの食材を使っていたり、人工添加物を完全に排除していたりと、明確なこだわりを持つブランドが多くなります


小ロットで丁寧に作られている商品もあり、愛犬の健康や体質にとことん向き合いたい人に選ばれています。


✔ プレミアムフードとは?高額フードとの違いは


プレミアムドッグフードとは、一般的に原材料の質、安全性、栄養バランスに優れた高品質なフードを指します。ただし、明確な定義があるわけではなく、「プレミアム=高額」とは限りません。


たとえば、比較的手頃な価格帯でも、添加物を使わず厳選された原材料で作られた製品もあり、価格よりも中身や理念に重点を置いているブランドもあります。


一方、高額なだけで内容が伴っていない商品も存在するため、「プレミアム=信頼できる」ではなく、実際の原材料や製法、メーカーの姿勢を確認することが大切です

価格帯別おすすめドッグフード3選

ドッグフードの価格には理由がありますが、「どれを選べばいいか分からない」と迷う方も多いはず。ここでは価格帯ごとの特徴をふまえた、おすすめのドッグフードを3つご紹介します。


ドッグフードの価格帯は「1kgあたりの目安価格」として分類しています。内容量や購入形態(大袋/小袋)により実際の価格は前後します。


1,000円未満でコスパ重視のおすすめ

アイムス 成犬用 小粒 チキン


アイムス成犬用小粒チキン


毎日続けられる価格と栄養バランスが魅力のフード。動物性タンパク質を主原料にしつつ、ビタミン・ミネラルもバランスよく配合されています。コスパ重視の飼い主さんに選ばれ続けているロングセラーブランドです。




1,000~2,000円でバランス重視のおすすめ

ヒルズ サイエンス・ダイエット 小型犬用 成犬用 チキン


ヒルズ サイエンス・ダイエット 小型犬用 成犬用 チキン


中価格帯ながら、信頼性と栄養バランスの良さが光るヒルズの定番商品。皮膚・毛並み・消化ケアにも配慮されており、ライフステージに応じた選択肢が豊富なのもポイント。市販で入手しやすい点もメリットです。




2,000円以上のプレミアム志向向け

このこのごはん(国産無添加フード)


このこのごはん ドッグフードのパッケージ


人間も食べられるヒューマングレード素材を使用し、小型犬の悩みに多い涙やけ・臭い・食いつきに配慮されたレシピが特徴。獣医師との共同開発で安全性とおいしさのバランスも追求されています。



高いドッグフードのメリット・デメリットとは?

価格が高いドッグフードを前に食べるかどうか迷っている犬の様子

価格が高いドッグフードには、それだけの理由や価値があるとされますが、必ずしもすべての犬にとって最適とは限りません。高額フードを選ぶことで得られるメリットと、注意しておきたいデメリットをそれぞれ整理し、より納得のいく選択につなげていきましょう。


👍 高額なドッグフードのメリットとは?


高額フードの一番の魅力は、原材料や製造工程、安全性への徹底したこだわりにあります。ヒューマングレードの肉や魚を使用し、保存料や着色料を使わずに作られたフードは、消化吸収に優れ、体への負担も少ない傾向があります。


また、アレルギーや体質に配慮した設計、ライフステージごとの成分調整なども多く、「本当にその子のため」を考えたフード選びができるのも魅力のひとつです。


🟢 価格が高くても合わないこともある?


どれだけ高品質でも、愛犬の体質や好みに合わない場合もあります。高いフード=絶対に良いとは言い切れず、「食べない」「お腹がゆるくなった」などのケースも見られます。


また、継続して与えるにはコスト面の負担も無視できません。品質の高さとコスパのバランスを見極めることが大切であり、値段だけで判断せず、愛犬に合っているかを重視する視点が欠かせません。


どんな犬に高額ドッグフードが向いている?

高額なドッグフードがすべての犬にとって最適というわけではありませんが、体質やライフステージによってはその価値がしっかり感じられるケースもあります。ここでは、特に高品質なフードを選んであげたいタイプの愛犬についてご紹介します。


🌿 食物アレルギーや皮膚トラブルがある犬


アレルギーや皮膚のかゆみ、赤みなどのトラブルを抱えている犬には、不要な添加物やアレルゲンを極力排除したプレミアムフードが向いています


高額フードは原材料にこだわっており、たんぱく源を1種類に絞った「単一タンパク設計」など、敏感な子に優しいつくりのものが多いのが特徴です。


🍽 少食だったり消化が弱い体質の犬


食が細い、もしくは胃腸がデリケートで消化不良を起こしやすい犬にも、高品質なドッグフードはぴったりです。少ない量でも栄養価がしっかり補えるため、無理にたくさん食べさせる必要がなく、消化吸収にも配慮されています


こうした設計は、価格の高いフードだからこそ実現できることが多いです。


❤️ 老犬や持病があるなど健康を重視したい犬


シニア期に入った犬や、持病を抱えている犬には、栄養バランスが緻密に計算された高額フードが向いています。


関節サポートや免疫ケア、腎臓への負担軽減など、年齢や体調に合わせた配慮がされているため、健康維持のための強い味方になります。ライフステージに合ったフード選びが重要です。

価格だけで選ばない!ドッグフード選びのコツ

価格が高いフードには確かに魅力がありますが、値段だけで良し悪しを決めてしまうのは少し危険です。


どんなフードが愛犬に合っているのかを見極めるには、原材料の質や栄養設計、ライフステージとの相性など、価格以外のポイントにも目を向けることが大切です。


🎯 価格ではなく原材料と目的で見る


ドッグフードを選ぶときは、価格よりもどんな原材料が使われているか、どんな目的で作られているかに注目することが大切です。使用されている肉や魚の部位、産地、添加物の有無など、実際に体に入る「中身」の確認が欠かせません。


また、年齢・体質・アレルギーの有無など、愛犬に必要な栄養やサポート内容と合っているかどうかも大切なチェックポイント。高額であってもニーズとズレていれば十分な効果は得られません。


価格だけで判断せず、「うちの子に合っているか?」という視点を優先しましょう。


💰 安くても優れたフードとは?


価格が安いからといって、すべてのフードが悪いとは限りません。中には、流通コストや広告費を抑えることで、高品質な原材料を使いながら手頃な価格を実現している商品もあります


また、シンプルな設計で添加物を最小限に抑え、必要な栄養をしっかり補えるよう作られているものも。重要なのは、安全性や栄養バランスに信頼がおけるかどうか


価格ではなく、愛犬の体調や食いつき、原材料の開示状況などから総合的に判断することが、後悔しない選び方につながります。

高いドッグフードに関するよくある質問


(タップで回答)
高額なフードと安価なフードの安全性に違いはありますか?

基本的にどちらも法的には安全とされていますが、高額フードのほうが原材料や製造方法にこだわっており、より高い品質管理がされているケースが多いです。愛犬の体質によっては、その差が体調に影響することもあります。



(タップで回答)
安いフードでも問題がなければ、無理に高額フードに変える必要はないですか?

はい、愛犬の健康状態に問題がなければ、必ずしも高額フードに変える必要はありません。ただし、年齢や体調が変わってきたときには、栄養面での見直しを検討するのがおすすめです。



(タップで回答)
高額フードは一度試してみた方がいいですか?

気になる商品があれば、お試しサイズや少量パックなどで様子を見るのがおすすめです。愛犬の反応や体調の変化を観察しながら、継続するかどうか判断すると安心です。

高いドッグフードを選ぶべきか迷ったときの判断基準

高額なドッグフードは、たしかにコストがかかりますが、その分だけ原材料や製造工程、安全性へのこだわりが詰まっているのも事実です。


必ずしもすべての犬に必要なわけではありませんが、体質や年齢、健康状態によっては、大きなメリットを感じられる場合があります。


安価なフードにも良さはあり、大切なのは価格だけでなく、愛犬に合っているかどうかという視点です。どんなフードを選ぶときでも、「この子にとって本当にいいものは何か」を考えることが、何よりの答えになるはずです。


ぜひ今回の内容を参考に、愛犬とあなたにぴったりの食事スタイルを見つけてあげてください。


価格の理由がわかってきたら、実際にどのフードが良いか気になりますよね。
どれを選べばいいか迷ったら、厳選されたおすすめ商品をチェックしてみてください。 👉 【獣医師推奨】プレミアムドッグフードおすすめ5選はこちら