犬種によってかかりやすい病気や体質、運動量は大きく異なります。たとえばチワワのように体が小さくて食が細い子もいれば、柴犬のように皮膚トラブルが起こりやすい子もいます。
このページでは、犬種別に「体質の特徴」と「おすすめのドッグフード」へのリンクを一覧でご紹介。愛犬にぴったりのごはん選びのヒントとして、ぜひ参考にしてください。
小型犬は体が繊細で、食が細かったり、膝や被毛にトラブルを抱えやすい傾向があります。ここでは小型犬の人気犬種ごとに、体質の特徴とおすすめのドッグフードをご紹介します。
食が細く体温調節も苦手なチワワは、低血糖や寒さによる体調不良を起こしやすい犬種です。消化吸収に優れ、少量でもエネルギーや栄養がしっかり摂れるフードが理想的。体が小さいからこそ、毎日の食事が健康を左右します。
トイプードルは涙やけや皮膚トラブルが起きやすく、毛並みをきれいに保つには食事の影響が大きいです。オメガ3・6脂肪酸を含み、アレルゲンにも配慮されたフードを選ぶと、内側から健やかさを引き出せます。
胴が長く腰に負担がかかりやすいミニチュアダックスフンドは、関節や椎間板のトラブル予防が重要です。肥満は関節への負担を増やすため、カロリー管理や体重維持に配慮されたドッグフードを選びましょう。
ポメラニアンはふわふわの被毛と活発な性格が魅力ですが、皮膚トラブルや関節の弱さにも注意が必要です。小粒で食べやすく、皮膚・被毛ケアに配慮された栄養素入りのドッグフードを選ぶと、見た目も健康もキープできます。
ポメラニアンにおすすめのドッグフード5選|健康を守る選び方と注意点
涙やけや皮膚トラブル、関節ケアなどに配慮したポメラニアン向けのドッグフードを紹介。選び方のポイントや切り替え時の注意点も解説します。
ヨークシャーテリアは繊細な胃腸を持ち、美しい被毛を保つには内側からのケアが重要です。消化にやさしく、たんぱく質やオメガ脂肪酸がバランスよく含まれたフードを選ぶことで、体調も毛並みも整いやすくなります。
中型犬や大型犬は運動量が多く、関節や皮膚のケアが大切です。ここでは、そんな犬種に合わせたフード選びのポイントと、体質に合ったおすすめフードをご紹介します。
柴犬は皮膚が弱く、アレルギーや痒みに悩まされやすい犬種です。そのため、穀物不使用で、皮膚の健康をサポートするオメガ脂肪酸やビタミンEを含んだドッグフードを選ぶと安心です。できるだけ添加物の少ないものを心がけましょう。
シーズーは涙やけや皮膚トラブルが起こりやすく、また小食な子が多いため、食いつきの良さと消化の良さがフード選びのポイントです。低アレルゲン設計や皮膚ケア成分入りのフードが、健康な毎日をサポートします。
シーズーにおすすめのドッグフード|穏やかな性格に適した栄養バランス
シーズーは小型で穏やかな性格の犬種です。食事の選び方は健康維持に大切で、シーズー犬に最適な栄養素を考慮したドッグフードを紹介します。
ミニチュアシュナウザーは尿路結石や皮膚のべたつき(脂漏症)に注意が必要です。マグネシウムやナトリウムの含有量が適切で、水分をしっかりと補えるような食事が理想。脂質バランスにも配慮されたフードを選びましょう。
フレンチブルドッグは胃腸がデリケートで、皮膚の赤みや炎症にもなりやすい犬種です。グレインフリーで消化の良いタンパク源を使用し、アレルゲンに配慮されたドッグフードが健康維持に役立ちます。
ゴールデンレトリバーは関節への負担が大きく、太りやすい傾向もあるため、関節サポート成分を含んだ高たんぱく・低脂肪のフードが適しています。体重管理と運動量に応じたカロリー調整ができるものを選びましょう。
愛犬の体質や悩みに合わせてフードを探したい方のために、症状別におすすめのページをまとめました。犬種に関係なく活用できるので、ぜひご参考ください。
ここでは、比較的検索数は少ないものの、体質の特徴に合ったフード選びが大切な犬種の記事をご紹介します。
人気犬種ほどではなくても、フード選びで悩む飼い主さんは多く、参考になる情報をまとめています。クリックまたはタップで詳細を確認できます。
皮膚が敏感で涙やけに悩む子も多い犬種。低アレルゲンで高品質なたんぱく質を含んだフードが向いています。
→ マルチーズの特徴とおすすめフードを見る
短頭種特有の呼吸器と皮膚のトラブルに注意が必要。肥満予防に配慮されたフードが理想です。
→ パグの特徴とおすすめフードを見る
活発で代謝が高く、関節への配慮も必要な小型犬。小粒で高栄養価なフードが好まれます。
→ パピヨンの特徴とおすすめフードを見る
筋肉質でエネルギッシュな小型犬。代謝が高いため、高たんぱくかつ消化の良いフードが向いています。
→ ミニチュアピンシャーの特徴とおすすめフードを見る
活発で筋肉質な体型を維持するために、良質なたんぱく質とエネルギー効率の良いフードが求められます。
→ ジャックラッセルテリアの特徴とおすすめフードを見る
心臓病のリスクが高いことで知られ、ナトリウムや脂質のバランスに配慮されたフードが安心です。
→ キャバリアの特徴とおすすめフードを見る
豊富な被毛と皮膚の弱さが特徴。皮膚の健康を守るオメガ脂肪酸や、涙やけ対策も考慮されたフードがおすすめです。
→ ビションフリーゼの特徴とおすすめフードを見る
短頭種で呼吸が浅く、また皮膚トラブルを起こしやすい傾向があります。低アレルゲンで消化の良いフードが理想です。
→ ペキニーズの特徴とおすすめフードを見る
短頭種で呼吸器と皮膚のトラブルが起こりやすく、また食欲にムラが出ることも。消化しやすいフードが向いています。
→ ボストンテリアの特徴とおすすめフードを見る
脂漏症や外耳炎に注意が必要。皮膚と耳の健康をサポートする成分が入ったフードを選びましょう。
→ アメリカンコッカースパニエルの特徴とおすすめフードを見る
胴長体型で関節や腰に負担がかかりやすい犬種。関節サポート成分やカロリー管理されたフードが向いています。
→ ウェルシュコーギーの特徴とおすすめフードを見る
皮膚トラブルやアレルギーを防ぐため、無添加・高たんぱくで消化の良いフードが適しています。
→ 紀州犬の特徴とおすすめフードを見る
敏感な皮膚や関節をサポートするため、低アレルゲンでオメガ脂肪酸や関節ケア成分入りのフードがおすすめです。
→ 甲斐犬の特徴とおすすめフードを見る
尿路結石のリスクが高いため、プリン体が少なく水分摂取を促すフードが適しています
→ ダルメシアンの特徴とおすすめフードを見る
繊細な皮膚や被毛を持ち、アレルギー体質の子も。オメガ脂肪酸や消化に配慮されたフードが効果的です。
→ シェットランドシープドッグの特徴とおすすめフードを見る
太りやすい体質のため、カロリーコントロールされた満足感のあるレシピが向いています。
→ ビーグルの特徴とおすすめフードを見る
知能が高く活発な犬種で、筋肉を保つ高たんぱく食が向いています。運動量が多いため、栄養価の高いフードが必要です。
→ ボーダーコリーの特徴とおすすめフードを見る
皮膚のしわや消化の弱さ、肥満に注意。低アレルゲンかつ消化しやすいレシピが安心です。
→ フレンチブルドッグの特徴とおすすめフードを見る
大型犬で肥満や関節のトラブルが多い犬種。体重管理と関節ケアを意識したフード選びが重要です。
→ ラブラドールレトリバーの特徴とおすすめフードを見る
活動量が多く、体質的に脂質を効率よくエネルギーに変える犬種。高脂質・高たんぱくなフードが適しています。
→ シベリアンハスキーの特徴とおすすめフードを見る
大型犬で関節と消化機能に配慮が必要。グルコサミン・コンドロイチン配合のフードが理想です。
→ バーニーズの特徴とおすすめフードを見る
筋肉質で心臓疾患に注意が必要。高たんぱくでタウリンや抗酸化成分を含むフードが理想です。
→ ドーベルマンの特徴とおすすめフードを見る
消化器がやや弱く、皮膚トラブルも起こりやすいため、低アレルゲンで消化吸収に優れたフードがおすすめです。
→ ボクサーの特徴とおすすめフードを見る
関節や心臓に負担がかかりやすいため、体重管理と関節ケア成分を含む大型犬向けフードが適しています
→ グレートピレニーズの特徴とおすすめフードを見る
皮膚疾患や食物アレルギーを起こしやすいので、魚主体の高たんぱく・低アレルゲンなフードがおすすめです
→ 秋田犬の特徴とおすすめフードを見る
犬種別フード選びに関して、読者の方からよく寄せられる質問をQ&A形式でまとめました。初めての方でも安心して選べるよう、基本的な疑問にお答えします。
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犬種によってフードを変える必要はありますか?
はい。犬種ごとにかかりやすい病気や体質が異なるため、それに合った栄養素を含んだフードを選ぶことが大切です。
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うちの子は雑種ですが、どの犬種を参考にすればよいですか?
見た目や体型、体質が似ている犬種を参考にしつつ、気になる症状(涙やけ、肥満など)に合った体質別記事もぜひ参考にしてください。
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小型犬でも大型犬用のフードをあげてはいけませんか?
粒の大きさや栄養バランスが異なるため、基本的には犬のサイズに合ったフードを選びましょう。