
運動量が多く体型が崩れやすい柴犬は、体重管理・皮膚/被毛・関節ケアを押さえたフード選びが大切です。
この記事では、柴犬 ドッグフード おすすめの観点から、粒の大きさやカロリー設計、栄養バランスをわかりやすく解説し、市販で手に入りやすい候補を含む5商品を厳選してご紹介します。
今日から無理なく切り替えられるコツもお伝えしますので、愛犬に合う一袋を一緒に見つけていきましょう。

柴犬は活発で筋肉質な体型が魅力ですが、太りやすく皮膚がデリケートな子も多いです。
ごはん選びでは「粒の大きさ」「カロリー」「栄養バランス」を意識すると、体調を崩しにくくなります。毎日の様子を見ながら、少しずつちょうどいい食事を見つけていきましょう。
柴犬は口が小さめなので、小粒でもしっかり噛める形が理想です。ドーナツ型や楕円形など、噛みごたえのある粒は早食い防止にも役立ちます。
硬すぎる粒は食欲を落とすことがあるため、歯の状態に合わせて調整を。ふやかす場合は40℃前後のぬるま湯を使うと香りが立ち、食べむら解消にもつながります。
脂質量だけでなく総カロリーを見て選ぶのがポイントです。100gあたりのkcalをチェックし、運動量や季節の変化に合わせて給餌量を微調整しましょう。
満腹感を保ちたいときは、L-カルニチンや食物繊維入りのフードがおすすめです。体重が増えたときは間食を少し減らすだけでも改善しやすくなります。
柴犬の引き締まった体型を維持するには、良質なたんぱく質が欠かせません。活動的な若い子は中〜やや高たんぱく、体重管理中やシニア期は中程度を目安にしましょう。
動物性たんぱくがメインのフードは消化が良く、筋肉を保つのに最適です。パッケージの数値は乾物換算で比べると、より正確に判断できます。
乾物換算とは
フード中の水分量を除いた状態で栄養成分を計算する方法。水分量が異なるフード同士でも、公平に比較できるのが特徴です。
被毛がパサついたり、かゆみが出る子にはオメガ3脂肪酸(DHA/EPA)やビタミンA・E、亜鉛が効果的です。魚やサーモンオイル入りのフードは香りがよく、食欲が落ちがちな子にも◎。
また、野菜に含まれる抗酸化成分は皮膚の健康を守る手助けにもなります。詳しくは👉 ドッグフードにおける野菜の役割 で紹介しています。
関節ケアの第一歩は、体重を増やしすぎないこと。グルコサミンやコンドロイチンを含むフードを選ぶと、関節の摩耗をやわらげる効果が期待できます。
ごはんはキッチンスケールで正確に計量し、散歩に軽い坂道やゆっくりした筋トレを加えると代謝アップにも◎。日々の積み重ねが健康維持につながります。
体重管理・皮膚/被毛・関節への配慮を軸に、入手しやすさと続けやすさを重視して5商品を厳選しました。粒の形やカロリー設計、配合の方向性を柴犬目線で確認しやすいよう整理しています。
切り替えは7〜10日ほどかけ、体調を見ながら無理なく進めてください。

チキンとサーモンを使った香ばしい香りが食欲を引き出し、食べむらがある子にも試しやすいフードです。高たんぱくながら脂質は控えめで、よく動く柴犬の体をしっかり支えてくれます。
魚由来のオメガ3脂肪酸が皮膚や毛並みのケアにも役立ち、ツヤのある被毛を保ちやすいのも魅力。初めて切り替えるときは、少しずつ混ぜて様子を見てあげましょう。

小粒で噛みやすく、香りの立ち方が穏やかなため室内でも扱いやすい設計です。
やや低脂肪〜中脂質のレンジで体型キープと食べやすさの両立を狙え、穀物感が気になる子はぬるま湯で軽くふやかすと香りが立って移行がスムーズ。
計量器での正確な給餌と、2〜3週ごとの体型確認をセットにすると安定して続けられます。

国産無添加のプレミアムフード・ミシュワンから誕生したシニア用は、累計500万食を超える人気レシピをもとに開発。
関節ケアや腸内環境への配慮はそのままに、すっぽんで活力をサポートし、紫芋とナタマメで目や口腔のケアも強化しています。
小粒で食べやすく、シニア期の柴犬にもぴったり。低脂肪で体重管理にも配慮しながら、毎日のごはんで自然にトータルケアが叶う優しい一皿です。

市販で手に取りやすく、柴犬専用に作られた定番フードです。丸みのある粒は噛みやすく、早食いをしやすい子でも落ち着いて食べられる形。皮膚や被毛の健康を守る成分が含まれており、季節によって毛の調子が変わりやすい子にもおすすめです。
体重の変化を見ながら、少しずつ給餌量を調整していきましょう。

こちらも市販で買いやすく、体重が増えやすい柴犬のケアに向いています。お腹を満たしやすい繊維バランスで、食べすぎ防止をサポート。運動量が少ない日でもカロリーコントロールがしやすく、健康的な体型を維持しやすい設計です。
減量期でも筋肉を保てるよう配慮されており、関節負担を軽くしたい子にも合います。
香りを立てる・ふやかす・ふりかけ併用などで“最初の一口”のハードルは下げられます。切り替えは7〜10日かけて少量ずつ混ぜ、便の様子と体調を見ながら調整を。詳しい手順は食べないときの安全な対処法で解説しています。

毎日のごはん選びで迷ったときに、よくある質問をまとめました。愛犬の体調や年齢に合わせたヒントとして、参考にしてみてくださいね。
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市販と通販、どちらを選べばいいですか?
どちらにも良さがあります。市販は急な買い足しがしやすく、通販は同じフードを続けやすいのが魅力です。柴犬は慣れた味を好む傾向があるため、続けやすい購入先を選ぶと安心です。
まずは市販で試し、合えば通販の定期購入に切り替えても良いですね。
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粒の大きさはどのくらいがちょうどいいですか?
柴犬には小粒〜中粒のフードが食べやすいことが多いです。丸飲みしやすい子には、平たい粒やドーナツ型がおすすめ。歯や顎の力が弱ってきたときは、ぬるま湯で軽くふやかすと香りも立ち、食べやすさがぐんと上がります。
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最近少し太ってきました。何を見直せばいいですか?
脂質の数値だけでなく、100gあたりのカロリーを見てみましょう。フードの量を1割減らして2〜3週間様子を見るのも方法です。おやつを減らしたり、散歩の距離を少し増やすのも効果的です。
詳しくは 低脂肪フードの選び方と注意点も参考になります。
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皮膚が弱い柴犬に合う栄養はありますか?
オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)やビタミンA・E、亜鉛を含むフードがおすすめです。魚由来の原料は皮膚や被毛のケアにも役立ちます。
野菜をトッピングする場合は、量を控えめにして様子を見ながら。ドッグフードにおける野菜の役割も参考にしてみてください。
(タップで回答)
シニア用フードへの切り替えはいつがいいですか?
一般的には7歳頃が目安ですが、体調や運動量でも違いがあります。体重が増えやすくなった、階段をためらう、毛のツヤが落ちた…そんな変化が見えたら切り替えどきかもしれません。少しずつ混ぜながら、体調や便の様子を見て調整してあげましょう。
柴犬のごはん選びでは、「続けやすさ」「体質への合い方」「年齢に合った栄養バランス」を意識することが大切です。最初は少量で試し、体調・うんち・毛並みの変化を見ながら調整していくと安心です。
体重が増えやすい子は低脂肪設計を、皮膚がデリケートな子は魚やオメガ3入りを選びましょう。フードを変えるときは7〜10日ほどかけてゆっくり移行し、無理のないペースで続けるのがコツです。
愛犬の「おいしいね」の表情を目安に、日々のごはんを見直してあげてください。
和犬は体型維持と皮膚ケアを意識した設計が合いやすい点で共通しています。考え方の整理に、秋田犬の体質とごはん選びのポイントも参考になります。
➡ 秋田犬の体質とドッグフード選びのポイント

こんにちは、愛犬ごはんノート編集部 minamiです。現在は柴犬のムギ(9歳)とザネ(7歳)と暮らしています。
ムギは子犬の頃から皮膚が弱くアレルギー性皮膚炎があり、ザネは内臓が少し繊細。日々の食事が体調に大きく影響するので、これまで20種類以上のドッグフードを試してきました。
成分や原材料について調べるのが趣味のようになり、自分なりに学んだことや、実際に愛犬に与えてきたフードの体験談をこのサイトでご紹介しています。
愛犬の健康に不安がある方や、どのフードを選べばいいか悩んでいる方にとって、少しでもヒントになればうれしいです。
運営者名:愛犬ごはんノート編集部 minami
愛犬の食事管理歴15年以上、20種以上のフード比較経験。
参照・取材方針:公的機関・学術資料を一次情報として優先し、体験談とは区別して解説します。
本記事は一般的情報であり、診断・治療の代替ではありません。医療判断は獣医師へ。