ドライフードだけでは食べムラが出てしまう…そんなときに便利なのが「ウェットトッピング」です。香りが強く食感もなめらかなウェットタイプは、食いつきをよくしたいときの強い味方。この記事では、ウェットトッピングのメリットや注意点、使い方のコツについてわかりやすく解説します。
ドライフードに加える「ウェットトッピング」とは、水分を多く含むパウチや缶詰タイプのフードをかけて与える方法です。食いつきの改善や水分補給のサポートとして活用されており、最近では総合栄養食タイプや補助食品タイプなど、種類も豊富に展開されています。
ウェットフードはドライフードに比べて水分量が多く、香りが立ちやすいという特長があります。そのため嗅覚の鋭い犬にとっては、より食欲をそそる存在になります。
使い方としては、普段のドライフードに少量をかける、もしくは混ぜて与えるのが一般的。割合はドライ:ウェット=8:2や7:3程度が目安ですが、愛犬の体調や食いつきに応じて調整して構いません。
ウェットトッピングは、偏食気味の犬や高齢で噛む力が弱くなったシニア犬にとくにおすすめです。また、ドライフードだけでは水分摂取が不足しがちな子にも有効で、尿路や腎臓の健康を気にしている場合にも役立ちます。
食欲が落ちてきたときや、ドライだけでは飽きてしまう子に、ひと工夫加える選択肢として取り入れてみると良いでしょう。
ウェットトッピングは、食事にちょっとした変化を加えたいときにとても便利です。特に「最近、フードの食いつきが悪くなってきた」と感じるときには、その効果を実感しやすいでしょう。ここでは、ウェットならではの代表的なメリットをご紹介します。
ウェットフードは水分を多く含むぶん、香りが立ちやすく、犬の食欲を刺激してくれます。ドライフードに混ぜるだけで、まるで“ごちそう”のような見た目と香りになり、飽きてしまった子や偏食気味の子でも再び興味を持ってくれることがあります。
やわらかくしっとりした食感も、噛む力が弱くなってきた犬にとっては嬉しいポイントです。
ドライフード中心の食生活では、水分摂取量が不足しやすいというデメリットがあります。
ウェットトッピングを活用することで、自然に水分を摂らせることができ、尿路や腎臓の健康をサポートする効果も期待できます。特にシニア犬や、あまり水を飲まない子には嬉しいメリットといえるでしょう。
ウェットトッピングはとても便利ですが、使い方を間違えると健康に悪影響を与えてしまうことも。ここでは、注意したいポイントと気をつけたいデメリットを解説します。
ウェットフードには「一般食」「副食」といった栄養が補完されていないタイプもあります。これらをトッピングとして使う場合、総合栄養食としての栄養バランスが崩れるおそれがあるため注意が必要です。
また、ウェットをかけすぎるとカロリーオーバーになることもあるので、必ず量を調整して使いましょう。普段のフードの量を減らし、その分をウェットに置き換えるなど、全体量でバランスを取るのがコツです。
缶詰やパウチは開封後の取り扱いに注意が必要です。開封したら冷蔵庫で保存し、なるべく1〜2日以内に使い切るようにしましょう。
また、犬の食器に残ったウェットフードは雑菌が繁殖しやすくなるため、時間を置かずに片付けて清潔を保つことも大切です。特に夏場は食中毒などのリスクも高くなるため、扱いには細心の注意を払いましょう。
ここでは、ドライフードにかけて使えるウェットタイプのおすすめトッピングを2つご紹介します。どちらも食いつきをサポートしつつ、使いやすさにも配慮された商品ばかりです。毎日の食事にちょっとした変化を加えてあげたいときに、ぜひ活用してみてください。
やわらかくしっとりとした食感で、ドライフードによくなじむ鶏ささみふりかけ。国産鶏肉を贅沢に使用し、香りも豊かで食いつき抜群です。
少量ずつパラっとかけるだけで、普段のごはんが一気にごちそうに。無添加設計で安心して与えられる点も魅力です。ショップによって販売数が違うことがあるのでご確認ください。
獣医師監修のもと開発された、国産食材100%使用の手作り風フレッシュフード。冷凍パウチタイプで、自然解凍してそのままドライフードにトッピングできます。栄養バランスが取れた総合栄養食で、初めてのウェット導入にもおすすめ。ヒューマングレードの品質で安心感も◎。
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ウェットトッピングは毎日与えても大丈夫ですか?
はい、総合栄養食タイプであれば毎日与えても問題ありません。ただし、副食タイプの場合は栄養バランスが偏る可能性があるため、主食としてのドライフードとの割合に注意しながら使いましょう。
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ドライフードに混ぜるときの比率はどれくらいが理想ですか?
基本的にはドライ8:ウェット2くらいの割合が目安です。食いつきの様子やカロリーを見ながら調整しましょう。特に体重管理が必要な場合は、フード全体のカロリーを確認することが大切です。
ウェットタイプのトッピングは、ドライフードだけでは難しい「香り」「水分量」「食感」に変化を与えてくれる、心強い味方です。特に偏食気味の犬や高齢のシニア犬にとっては、食事を楽しむためのひと工夫として大きな効果を発揮します。
ただし、与える量や保存方法には注意しながら、愛犬の体調やライフステージに合わせた活用が大切です。
毎日のごはんを少し楽しく、少し美味しく。トッピングをうまく取り入れて、愛犬との食の時間をもっと豊かにしていきましょう。
ウェットタイプのほかにも、ドライフードにサッとかけるだけの乾燥ふりかけタイプも人気です。忙しい日や手軽に香りをプラスしたいときに便利なので、気になる方はぜひこちらもご覧ください。
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